「東京マラソン」に当選したカンニング竹山のボヤキに落選ランナーが不快感

 気持ちも分かるが、もう少しやる気を見せてほしかった!?

 カンニング竹山が10月7日、都内で行われた健康保険組合連合会「10万ツイート達成してみんなの声を国会に届けるぞプロジェクト」発表会に出席。来年3月1日に行われる「東京マラソン2020」への一般エントリーに当選している竹山だが、不安な心境を吐露している。

 竹山は「ノリで応募した東京マラソンが当たりまして。一応言っちゃった手前、走ろうと。3月1日までに何とかね。今からやりたいと思っているんですけど、きのうも(夜の)12時半に飯食いましたから」と、コメント。

 さらに自身の体を指しながら「見ての通り、まだなんにもやっていない」とため息をついており、現時点では何の準備も始めていないようだ。

 ノリで応募しても走るつもりはあるようだが、共にイベントに参加したサッカー解説者の松木安太郎氏から「今回は、6時間切るでしょう?」と話を振られると、「まだ、正式にやると宣言していないですからね」と保険をかける一幕も見られた。

 残りの5カ月でどれだけトレーニングできるか、竹山の本番の走りが楽しみだが、多くのランナーからは怨嗟の声も聞こえてくる。曰く「何がノリだよ。こっちは本気で走りたかったのに」「走りたくて落ちた人もいるのだから、わざわざそんなこと言わなくていいと思う」「走る気がないなら最初から応募するなよ」「長年応募を続けるランナーの枠を埋めないで」「1回も当選した事が無い自分としてはただただ羨ましい」など。せっかく当たった東京マラソンに臨む、竹山の姿勢に批判的なコメントが多いのだ。

「『東京マラソン2020』の一般枠定員の2万6370人に対して、申し込み数は29万3275人。倍率は11.12倍と発表されています。メタボ中年の素人である竹山がフルマラソンを完走するのはかなり大変なので、不安になる気持ちも分かります。ですが、走りたくても落選した26万人以上のランナーの気持ちを考えると、当選したことを悔やむぐらいなら最初から申し込むなという声が出るのも仕方がないですね」(エンタメ誌ライター)

 まだ練習もしていないということで心配な気持ちも分かるが、エントリーがかなった以上、参加できなかった人の思いを乗せて完走してほしいものだ。

(田中康)

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