〝ホリエモン〟こと実業家の堀江貴文氏が9月5日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス感染対策による海外エアラインでのマスク着用を嘆いた。
堀江氏は「悲報:日本向けの飛行機に乗ると海外エアラインでも、みんなマスクガーになってしまいます」とツイート。「ガー」とは、ネットスラングで「……が悪い」「……のせいだ」といった意味だが、文脈からすると〝海外エアラインでもマスクをしなければいけないのか〟という解釈でいいだろう。
このツイートに対して「今度日本行き飛行機乗るから憂鬱です」と賛同する声、「別に飛行機の中くらい付けとけばよくない?」と賛否が分かれた。
堀江氏といえば、ノーマスク派として知られている。8月3日更新のツイッターではバイキングの朝食でマスクと手袋着用に不満を漏らし、5月23日の更新では電車やタクシー、コンビニでノーマスクを注意されないことを明かし、注意されるのは飛行機だけだと告白している。
8月31日公開の「AERA dot.」でも、お笑いタレントのカンニング竹山が飛行機内のマスクに苦言を呈した。海外から帰国する際、PCR検査を受けて陰性でなければならない(9月7日から免除)。竹山は旅先のハワイから帰国する際、PCR検査を受けて陰性だったにもかかわらず、機内ではマスク着用を促され違和感を覚えたという。
「飛行機内でのマスク着用はネット上でも話題になっています。いくつか声を拾うと、海外エアラインでもマスク着用は本人の自由のところもあれば、日本行きの国際線は途中からマスク着用になったりすることもあるようです。国内での国際線ではJALはマスクをしなくても何も言われないといった声もありましたが、ANAはマスク着用をお願いしているようです。世界的には脱マスクの傾向にあります。国際線は日本行きが特にマスク着用をお願いされるイメージですが、堀江氏のように不満を持つ乗客も少なくないはずです」(旅行誌ライター)
帰国前のPCR検査義務化の撤廃の次は、マスク着用の緩和となるか。
(石田英明)