「はっきり言えば下手」田﨑史郎氏が石丸伸二氏の街頭演説を酷評した理由

 7月7日に投開票を迎えた東京都知事選は、現職の小池百合子氏が291万8015票を獲得して三選を果たした。過去最多となる56人の候補者の中でも“台風の目”となったのが、165万8363票で2位につけた前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏だった。

 投開票翌日、7月8日に放送されたTBS系情報番組「ひるおび」では、改めて石丸氏の選挙戦を振り返ったのだが、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏の発言が物議を醸している。

 番組ではYouTubeの「切り抜き動画」をきっかけに石丸氏の支持者が増えたことに触れ、今回の選挙戦でも、17日間で229回も行われた街頭演説がSNSなどで拡散されたと解説。これに田﨑氏は「街頭演説だけ見ると上手ではない」と酷評。JR田端駅前で行われた演説を見たようで、「演説自体ははっきり言えば下手ですよ」と述べてこう続けた。

「そんなに盛り上がるアレじゃない。時々、拍手が起きるんですけど、全般的に静かなんですよ」

 小泉純一郎元総理や政権交代を果たした時の民主党を引き合いに出して、「ああいう熱気というか、ワーッというのはないんですよ。ないんですけど、票数は出てくる。その落差がわからない」と語った田﨑氏に対して、SNSでは《今の若い人は黙って話を聞くもんだよ》《演説がヘタだったらあんなに聴衆は集まらないよ》などと反論が寄せられていた。

「番組では、石丸さんが新聞全紙に折りこみ広告を出していたことに触れて、田﨑さんが『数千万円はかかってるはず』『ものすごいお金持ってると思いました』と語っていました。まるで資金力にものを言わせたかのような口ぶりでしたが、石丸さんの演説会場はどこも黒山の人だかりができていて、演説が下手なら、ここまで盛り上がることはなかったでしょう。田﨑さんが“ワーッ”という熱気を感じなかった理由は、おそらく聴衆の大半がスマホで撮影することに夢中になっていたためではないでしょうか。上手か上手でないかは個人の主観にしても、有力候補の蓮舫氏に約37万票差をつけて勝ったのですから、演説の力を軽視すべきではなかったかもしれません」(メディア誌ライター)

 開票後の会見では、幾多の著名人と“舌戦”を繰り広げた石丸氏。田﨑氏との直接対決が実現すれば、大きな注目を集めそうだ。

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