ミャクミャク病が伝染!? 万博の各国マスコットは「モンスター系」ばかり

 大阪・関西万博にパビリオンを出展する海外の参加国が、自国を紹介するキャラクターを続々と発表し、注目を集めている。

 5月15日にはチェコのパビリオン発表会で、マスコットキャラクター「RENE(レネー)」がお披露目されたが、「フレンドリーで遊び好き」という性格の割には、見た目が黄緑色のイソギンチャクのオバケのようで、「子どもに見せられない」と大不評だった。

 一方、ドイツのキャラクター「サーキュラー」は、パビリオンのテーマである「循環経済(サーキュラーエコノミー)」に由来し、「輪(わ)」をイメージ。モコモコとした体つきはレネーに比べて愛くるしさを感じるものの、どこか「ドラゴンクエスト」に出てくるモンスターのようにも見える。

「各国のキャラクターがみな、モンスターやクリーチャータイプなのは、日本の『ミャクミャク』に引っ張られているからではないでしょうか。唯一の例外はイタリアのキャラクター『イタリアちゃん』だけ。こちらはイタリアの三色旗がデザインされた振り袖姿が可愛らしいと称賛の声が上がっています。もっともSNS上では、イタリアちゃんはあくまでも仮の姿で、開幕したらモンスター化するのではないかと予想する声さえ上がっています。まんざら冗談に聞こえないのは、それだけ奇抜なキャラクターが集合しているからでしょう」(メディア誌ライター)

 一部からは「キモカワイイ」と人気を集めているミャクミャクだが、果たして各国のモンスターたちをまとめ上げることができるのか。来場した小さな子どもたちが、あまりの怖さにギャン泣きしないことを祈りたい。

(ケン高田)

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