「令和のミスター円」神田財務官の仰天素顔!愛称は「宇宙人」で世界60カ国を旅する温泉ソムリエだった

 日本がGWに突入したころ、外国為替市場では歴史的な円安を記録した。4月29日に一時1ドル160円を突破する場面があったのだ。

 だが、その後に円は急騰し、一気に154円に。5月2日にも4円以上の円高となる153円台となった。こうした動きに、「ついに日銀による市場介入か」と言われたが、その度にマスコミに登場したのが財務省の神田眞人財務官だった。

「4円の円高となると、5兆円規模の介入があったと推察されますが、神田財務官は『ノーコメント』を繰り返しました。ただ、4月27日に158円をつけた円安は1日で3円以上も急落していたので、介入があったとすれば良いタイミングだったとも言われましたね」(経済ジャーナリスト)

 事実は明らかではないものの、「介入の最終ボタン」を押したとされ、「令和のミスター円」とも称される神田財務官。財務官は、財務省の中でも国際経験豊富な人材が登用されることが多いからか、初代「ミスター円」の榊原英資氏も含め、どこか日本人離れしていると言われる。だが、その容貌も異彩を放つ神田財務官は、日本人離れどころか、省内では「宇宙人」と呼ばれているのだという。

「灘中・高から東大法学部に進んだ典型的な財務省エリート。ただ、頭が良いだけでなく、ハートが熱いことでも知られ、18年には学生に向けて財務省入省への勧誘文を書いているのですが、そのタイトルが『一緒にやらないか』。そこには激務の傍ら、60カ国以上を旅し、数千冊の読書をこなしながら、毎週テニスをするという超人ぶりも披露されています。まさに、宇宙人と呼ぶにふさわしいと、省内では語り草になっていますね」(前出・ジャーナリスト)

 他にも、財務省の広報誌に稿を寄せ、総合旅行業業務取扱管理者の資格保有者として、バックパック旅行を勧めてみたり、温泉ソムリエマスターとして、温泉が身心に与える効能を説いたりと、その資格マスターぶりもやはり超人だ。また、大蔵省入省後のオックスフォード大学留学中に、同じく留学生だった皇后雅子様の手料理を食べたことがあることも自慢の1つだという。

 円安問題は待ったなしの状況だ。宇宙人・神田財務官の活躍が期待されるのである。

(猫間滋)

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