「モーニングショー」天下り批判で玉川徹氏に流れ弾「ポスト競争を降りて…」

「三度のご飯よりも人事が大好き」

 全国の空港施設の管理を行う民間企業「空港施設」の人事に国土交通省のOBが介入していた問題で、役人気質を評したのは財務省OBで弁護士の山口真由氏。7月3日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」でのことだった。

 組織的な天下りのあっせんで大きな役割を果たしてきたのが「線引き」と言われる人事資料。省庁職員の入省年次や務めてきたポストがひと目でわかるようになっているという。天下り問題に詳しい神戸学院大学現代社会学部教授の中野雅至氏は、この「線引き」について、「人事情報をまとめたものでどこの役所でもよく作ってます」と説明。さらに「役人がこれ見て、みんなで喜んで、『ここらへんのポストはこの人が行ってんねんな』とか、見ながら喜ぶような資料なんで」と語っていた。

 これを受けて羽鳥慎一アナから「財務省は?」と話を振られた山口氏は「おっしゃる通り」と同意し、「天下り関連資料かと言われているんですけど、天下り関連資料というよりは、役人が三度のご飯よりも人事が大好きなんですよね。だから、それをみんなで集めて『この期だとこの人が出世頭だね』とか、そういう1週間もすれば公表されるニュースをみんな嬉々としてやるっていう」と解説。「人事が好きで、ポストに左右されて、こうやって出世(の階段)を上がっていくっていう競争にマインドを設定されている」と組織の在り方について疑問を呈していた。

 同日、山口氏は自身のTwitterで放送を振り返り、「今日のモーニングショーは天下りの話で、霞が関の人々は人事の話が大好きという話になった」と振り返り、「役所に限らずポストを競う会社人生はとかく人事中心主義になりやすい」と指摘。番組でコメンテーターを務めるテレビ朝日社員の玉川徹氏の名を出して、「隣に座る玉川徹氏を見ながら、ポスト競争を早々と降りて楽しそうに活躍してるこういう方がもっと増えれば社会も変わるかなと」と投稿を締めくくった。

「山口さんの投稿は反響を呼び、《玉川さんにまさかの被弾》といったコメントが寄せられました。視聴者の中には玉川さんがテレビ朝日の“偉い人”と認識している人も多いかもしれませんが、山口さんが『ポスト競争を早々と降りて…』と綴った通り、『自称・平社員』という扱い。番組では過去に『上司と食事に行ったことがない』『だから出世しないんだ』などと自嘲気味に語っていました。山口さんの投稿で、改めて平社員であることを認識した人は多いのではないでしょうか。天下り批判で、“玉川社員”に流れ弾が当たった印象です」(芸能記者)

 玉川氏の定年退職後のセカンドライフにますます注目が集まりそうだ。

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