朝ドラ絶好調!伊藤沙莉「虎に翼」より刺激的な私生活の奇行

 女優の伊藤沙莉が主演を務める2024年度前期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」が好調だ。放送後第3週の週平均視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べより集計、関東地区)を記録。第1週、第2週を上回り、右肩上がりで数字を伸ばしている。

 同作は、日本初の女性弁護士であり、後に裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにして描いたオリジナルストーリー。「虎に翼」は中国・戦国時代の法家である韓非子の言葉で、「ただでさえ強い力を持つ者に、さらに強い力が加わる」という意味。「鬼に金棒」と同義語だ。

 もともと演技力に定評がある伊藤に「朝ドラ女優」という肩書が加わることも、「虎に翼」と表現してもいいのかもしれない。仕事では無敵の伊藤だが、私生活でも他人にはなかなかマネのできないことをやっていた。

 2021年11月放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)では、驚きの食生活を告白。なんと、ごはんにタバスコをかけて食べると言い、伊藤は「タコライスになる。具なしタコライスみたいな」と説明。家族は「舌がバグっている。物心ついたときから辛いものをとにかく与えられていた」と、辛いもの好きになった理由を明かした。

 ごはんにかけるのはタバスコだけではない。22年3月放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演した際は、塩だけをかけてごはんを食べることも告白。好きなおかずを聞かれ、「調味料」と答えていたほどだ。

 日常生活でも奇行に走っている。20年11月放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に伊藤が出演したときのこと。実の兄でお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が、番組にタレコミという形で情報提供。それによると、一時期、俊介は沙莉と2人暮らしをしていた。その当時、俊介が先に家を出て、先に帰ってくると、照明やエアコン、テレビなど、全てついたままだったことが頻繁にあったという。消さなかった理由について、沙莉は「寂しくないですか?(帰ってきたときに)電気が消えていて」と言ってみたり、「(単に)忘れているんですけど」と言ってみたり、結局、本当の理由はわからなかった。

「演技力、朝ドラヒロインときて、プライベートでは実の兄も顔負けの意味不明な奇行ぶりです。今後はバラエティ番組でもニーズが高まり、引っ張りだこになるかもしれません。普通にプライベートを話せば、笑いを取れるのは大きな強みです」(テレビ誌ライター)

 伊藤の強みは、虎に翼どころではなかった。

(石田英明)

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