お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が5月9日、東京・湯島天満宮で映画「宇宙人のあいつ」の大ヒット祈願イベントに共演者の俳優・中村倫也、伊藤沙莉らと出席した。本作は、中村演じる主人公の土星人が23年間、地球人になりすまして生活し、地球で過ごす最後の3日間を描いたエイリアン・コメディだ。
中村は絵馬に映画のヒットや受験生の合格祈願のほか、「日村さんの体重が80キロ台になりますようにとしたためました」と告白。日村は「ダイエット中なのよ。80キロ台まであと700グラム」と打ち明け、目標体重はコンビ名にちなんで87キロだと明かした。
日村が妻であるフリーアナウンサーの神田愛花から炭水化物を禁止されているのは、ファンの間では有名な話。それでも日村は負けることなく、隠れて炭水化物を摂っていることを、たびたびメディアで明かしている。ウォーキングに出るときは靴下の中に500円玉をしのばせ、途中、立ち食いそば屋に寄り、かけそばを食べていたこともあった。神田も負けておらず、炭水化物を制限しても痩せないと疑問に思い、日村のリュックをチェックしたところ、魚肉ソーセージの包装ビニールや、おにぎりの残りが入っていたことを突き止めたこともあった。炭水化物をめぐる両者のバトルは互角の戦いを見せていた。
日村は身長172センチで、体重は約91キロと推測すると確かに肥満傾向である。神田が心配するのは無理ないが、炭水化物ダイエットにも賛否がある。
「炭水化物、つまり糖質を制限すると短期間で体重が減少していきます。その一方、極端に糖質を制限する生活が続くと、低血糖による頭痛、眠気、イライラといった体調不良を起こす可能性があります。また、筋肉量が落ち、基礎代謝が低下。脂肪を燃焼しにくい体にもなってしまいます。一時的に肥満解消に役立ちますが、あまり極端にやりすぎるのは考えものです。神田さんも極端な糖質制限が危険なことはご存知とは思いますが…」（健康ライター）
神田の目を盗んで炭水化物を摂っているくらいがちょうどいいかも。
（石田英明）
