佐々木朗希のポスティングごり押しは「近くにいる人の問題」宮本慎也がズバリ

 来季、大リーグのドジャース入りが囁かれているロッテの佐々木朗希。開幕からメジャーのスカウトが続々と来日し、佐々木の一挙手一投足に目を光らせる中、ヤクルト時代にプロ野球選手会会長を務めたことがある野球解説者の宮本慎也氏が、メジャー移籍の是非について本音を吐露した。

 宮本氏は4月8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。佐々木のポスティング移籍問題について「非常にしゃべりづらい」としながらも、「選手会脱退の部分も本人の意見ももちろんあるでしょうけど、恐らく近くにいる人の問題」とキッパリ。その上で、「応援されるように行った方がいいと思うんですよ。今のままだとなかなかちょっとそういう環境にはなりづらいかな」とコメントした。

 また近年のポスティング事情について、「ちゃんとしっかり話し合いの中で進めていかないと。本来は選手会で話し合っていかないといけないのに、佐々木朗希は選手会に入っていませんから」と苦言を呈した。

 スポーツライターが語る。

「宮本氏はロッテの吉井理人監督と仲が良く、チーム事情もある程度把握しているのでしょう。その上で言葉を選びつつも、しっかり『近くにいる人の問題』と明言しているのですから、佐々木がどれだけ取り巻きの影響を受けているのかが分かります。ロッテにしてみれば手塩にかけて育てたこれからの選手を、みすみす安価な譲渡金でメジャーに取られたくはありません。22歳の佐々木は、あと3年すれば25歳ルール(25歳未満の海外選手との契約に使える金額が契約金と年俸込みで年間500万ドルに制限される)の適用を外れますから、それまではどうしても手放したくないでしょうね」

 佐々木の移籍問題は、さながら宮中ドラマで王様に群がる利権貴族が繰り広げる騒動のよう。「近くにいる人」の存在を明らかにした宮本氏に、ロッテファンの胸中も複雑なのではないだろうか。

(ケン高田)

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