佐々木朗希のボール判定にダルビッシュが持論「審判にも態度出させてあげて」

 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が4月25日に自身のTwitterを更新。前日24日に行われたオリックスーロッテ(京セラ)戦で起きた騒動に言及した。

 この日、ロッテの先発投手を務めた佐々木朗希(20)がボール判定後に不服な態度を取ったように思ったのか、球審の白井一行氏(44)がマウンドに向かって佐々木投手に詰め寄るシーンがあった。佐々木投手の“連続イニング完全投球”がかかっていたこともあり、野球ファン以外からも注目を集めていた一戦での騒動の波紋は大きく、トレンドランキングの上位を関連ワードが独占するほどの炎上騒ぎに発展してしまった。

 ダルビッシュ投手は騒動に関するニュース記事を引用する形でツイートを投稿。「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」と土下座の絵文字付きで野球ファンに呼びかけた。

 この投稿には野球ファンのユーザーから様々な反応が寄せられ、ダルビッシュ投手はその後もそれらの反応を引用する形で持論を展開していく。
 
 白井球審がボールと判定した投球は外角低めキワキワのストレート。かなり際どかったため、ファンの間でも《ストライク入ってないか?誤審だろ!》《ジャッジが辛すぎる》《いやあれは外れてたわ》と意見が割れていた。ダルビッシュ投手に寄せられた《感情出してもいいとは思うけど、こればかりは誤審だからねえ》というユーザーからの返信に対し「誤審といいますがテレビで見てる分には判定は簡単です。ですがあの場にいてリアルタイムであれだけ誤審が少ないのは本当にすごいです。元プロ野球選手が審判とかすると誤審連発なので、自分からするとプロ野球の審判は全員化け物です笑」とプロ目線で審判の凄さを語った。

 ダルビッシュ投手の冷静な見解で騒動は沈静化すると思われたが、未だネット上では佐々木派、白井派に分かれ激しい論争が続いている。1球の判定をめぐってここまで盛り上がるのは、佐々木投手の注目度の高さを物語っている。

(浜野ふみ)

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