misono直撃インタビュー「アンチの方のおかげでここまでこられました」

「day after tomorrow」でデビューし、今は実業家としてエステサロンと飲食店をやってます、misonoです! まさか、アサ芸さんから取材を受けるなんて思ってもいませんでした。しかも「ひと言いわせて」なんて‥‥ひと言じゃ足りないいぐらい、色々ありますから(笑)。

 最初に言いたいのがmisonoのアンチの方々についてです。約10年ぐらいアンチの人たちから言われていることがあります。きっかけは、30歳ぐらいの時に、とあるメディアで「芸能界は30歳までと決めていたからこれからの活動については一切考えていません」っていうトークをしたら“misono引退宣言”とニュースになってしまって。しかも、そのタイミングで発売したアルバムが「1万枚売れなければもうCDを発売しない」というタイトルだったので、色んな人から「商品を売るための引退詐欺だ! 話題作りだ!」って、炎上したんです。まわりの方々が心配し、迷惑をかけてしまったので申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、そこから今まで、何をしても「言い訳だ」とか「好感度を上げたいだけだ」とか悪い方にとられるようになって‥‥。だからSNSのDMも絶対に開かないです。だって、メッセージの1行目の文章が見えると、読まなくても「アンチからだ!」ってわかるような内容が続々と来るんですよ。

 今年、misonoプロデュースのエステサロンに続いて、11月に「ウチのヤキトリ」、12月に「人類みなウチのラーメン」っていう飲食店を大阪のアメ村にオープンしたんですが、これもアンチの人からしたら「病気の旦那をほったらかして看病もせずに金儲けですか?」みたいに言われるんです。どれだけチャリティーやボランティア活動をしても叩かれるので「misonoという人間を悪者にしたいんだな」って感じます。でも色々な方に応援してもらっているので、お店のレセプションの日からずっと昼から深夜まで接客して朝方にかけて皆さんからの連絡を返して、明るくなってから数時間仮眠するっていう生活をしてます。自慢じゃなくて、それだけ本気でやっているんです。

 伝え続けてるのに思いが届かないのは本当に残念だけど、アンチの方を悪く思ってはいないですよ。毎日エゴサーチをしてアンチの人たちの投稿に「いいね」やシェアをしているのも、感謝の気持ちを込めているからなんです。ネガティブな意見であっても受け入れたいし、アドバイスとして受け止めたいからブロックもしないし。たまに返信もするけど、それは反論や喧嘩をしたいわけじゃなくて、分かち合いたいためなんです。平和に生きたいだけなんです。それに、もうここまで来たら、アンチじゃなくて、逆に好きなんじゃないか?って、とらえるようにしてます。どれだけ嫌いであっても約10年間、他人を攻撃し続けるなんて自分にはできないし、misonoの言動をチェックしているからこそ悪口が言えるので。その力って大ファンに匹敵するぐらい。それにアンチの人たちがいたからこそ天狗にならずに済んだし、ファンの人たちをより一層、大切にできるし。だから皮肉や嫌味じゃなくて「いまだにmisonoなんかの名前やエピソードを忘れずに覚えていてくれてありがとう」って思ってます。ただ、さすがに今はもうウチも丸くなったから、やめてほしいけど(笑)。

◆「紳助さんとのやりとりは引退後のほうが増えました」

 こうやってmisono Presentsの焼き鳥とラーメン屋さんを経営しているのは、子供食堂や子供宅食、動物愛護団体、福祉施設などを支援したり、お世話になってる人たちに貢献したいからなんです。だから、売り上げの一部を寄付するなど今の自分にできることを少しずつやっています。今まで無償で受けてきた恩を今度は自分が返す番。だって、この世界に入るきっかけになったオーディションの時に、avexの松浦勝人さんに「後日、合格の連絡をスタッフにさせるから、いったん京都の実家に戻って待ってて」って言われたあと、すぐに「いえ、いつ連絡が来るかわからないので、今日のオーディションが終わったらご飯に連れて行ってください!」って松浦さんにお願いして(笑)。そのまま本当に食事をご馳走してもらってホテルまで予約してもらったんです。他にも、たむらけんじさん、ロンブーの田村淳さん、麒麟の田村さんなど、色んな人によくしてもらってきました。今は会食の日に何か買って持って行ったりするけど、当時は解散する時に「ありがとうございま~す」って軽くお礼を言って終わっていたり。こんなにも最低で最悪な人間なのにそこまでしてくれた仲間やスタッフさんに、これから無償の愛を形にして恩返ししていきたいです。

 特にアーティストとして芽が出なかったmisonoを、バラエティーの世界に引っ張ってくれた島田紳助さんにはその思いが強いです。崖っぷちだったmisonoを自分の番組に呼んでくださって面白おかしくイジってくれて。一生、頭が上がらないですし、常に「何でもやります」という精神で動いてます。なので、紳助さんが引退されてからの方がやりとりをしていますし、misonoが幹事で食事会をセッティングすることもあります。その会で紳助さんが喜んでくださることが本当にうれしいんですよ。

 こういう「素敵やん」って思える時間を素晴らしい人たちと一緒に作りたいだけなんです。だから自分が売れたいわけでもないし、お金持ちになりたいわけでもない。たまに「misonoさんの本、出しませんか?」っていうオファーもあるんですけど、その時間と労力とお金があるなら、子供たちや障がいのある方、おじいちゃんおばあちゃん、動物たちのために使いたいです。セミヌード写真集? いやいやいや、ありえないです(笑)。過去に出した写真集も本当は文章だけにしたかったんだけど、打ち合わせでスタッフさんが「写真を付けた方が手に取ってもらえるかもしれない」となったから、最初で最後のつもりで撮ってもらったので。misonoも来年で40歳になりますから。アサ芸さんのお願いでも、ゴメンなさい!

misono(みその)84年京都生まれ。2002年に、音楽ユニット「day after tomorrow」のボーカルとしてデビュー後、類いまれなキャラクターが人気となり、バラエティー番組にも進出。現在は、実業家として飲食店やエステの経営、チャリティー活動にも精力的に取り組んでい る。

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