嵐の二宮和也、俳優の大沢たかお、中谷美紀がトリプル主演を務める月9ドラマ「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」（フジテレビ系）が10月9日にスタート。初回の平均世帯視聴率は7.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と、合格点とされる2桁に届かなかった。
同ドラマは、クリスマスイブの1日の出来事を1クールかけて描く異色の作品。3編のドラマが別々に進行し、最後は1つにまとまるという仕掛けだ。「逃亡編」では二宮が横浜で起こった銃殺事件の容疑で逃亡する記憶喪失の男を、「レストラン編」では大沢がクリスマスディナーの準備で追われる孤高の頑固シェフを、「地方テレビ局編」では中谷が銃殺事件現場に直行する報道キャスターを演じる。
凝った構成で視聴者の「考察合戦」が早くも白熱しているが、その一方、気になる声も。《話が散らばりすぎて途中からしんどくなった》《伏線も興味を引かないトホホな内容》《謎を引っ張りすぎて、どうでもよくなってしまった。来週からはパス》《最終的に各パートをつなげるありがちな展開》《話が変わりすぎて2話目は見るかわかりません》などと、SNS上では早々に〝脱落宣言〟した視聴者も少なくなかった。
「1日の出来事を3話同時進行という見慣れない構成に、一部の視聴者がついていけなくなったようです。また、二宮と中谷のパートはシリアスな感じですが、大沢のパートはコメディタッチで違和感を覚えたという視聴者の声もありました。脱落者が多そうなことから、2話目以降の視聴率が心配です。見逃し無料配信動画サービス・TVerのお気に入り登録数は38万（10月10日現在）を超えていますが、こちらでも脱落者が続出する可能性があります」（テレビ誌ライター）
たった1日で脱落者が続出したが、今後の巻き返しに期待だ。
（石田英明）
