横浜にディズニーランド規模の大型パーク開業 テーマは「ジャパンコンテンツ」

 横浜市は旧上瀬谷通信施設地区の再開発事業を三菱地所が担当すると発表し、東京ディズニーランドと同規模のテーマパーク「KAMISEYA PARK(仮)」を2031年に開業させる予定であることを14日、明らかにした。ジャパンコンテンツを活用したテーマパークを計画しているといい、ネット上では歓喜の声も上がっている。

「旧上瀬谷通信施設地区は15年に米軍から日本に返還された米軍施設跡で、東京ドーム52個分という広大な土地を有しています。かねてから大型テーマパークを建設する構想が持ち上がっていましたが、事業者が三菱地所に決まり大きく前進しましたね。再開発は、2027年に開催される国際園芸博覧会『GREEN×EXPO 2027』終了後から開始し、テーマパークゾーン、駅前ゾーン、公園隣接ゾーン、環4西ゾーンの4つに分けて行われるといいます」(社会部記者)

 なお、テーマパークゾーンはジャパンコンテンツと最先端のジャパンテクノロジーを活用した次世代型を計画していて、将来的には1500万人の来場を目指すとしている。2022年の入場者数ではUSJが1235万人、東京ディズニーランドが1200万人、東京ディズニーシーが1010万人となっているので、それを上回る規模のテーマパークを想定していることになる。

「当初はワーナー・ブラザーズやパラマウントなど海外の大手映画会社を誘致するという噂もありましたが、海外ではなく日本のコンテンツがテーマのパークになることを喜ぶ声もネット上では多く見られます。ポケモンパークなどを期待する声もあるようですが、日本にはテーマパークと相性の良いコンテンツが沢山ありますから。USJのように期間限定で様々な作品のアトラクションを入れ替えながら運営するのも面白いかもしれません」(週刊誌記者)

 果たして、ジャパンコンテンツとはどんなものが採用されるのだろうか。

(小林洋三)

ライフ