高木豊氏が「5年後」の12球団監督を大胆予想!阪神は藤川球児、広島は新井監督が続投、巨人はなんと…

 もし日本ハム・新庄剛志監督が退任したならば、その野球論を継承して「オレが日本ハムの次の監督になる」と動画で名乗りをあげていた、野球解説者の高木豊氏。その高木氏が同じくYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で、5年後の12球団の監督は誰なのかを大胆予想した。

 まずはセ・リーグ。阪神は藤川球児氏と今岡真訪氏で迷ったあげく、藤川氏。広島は現監督の新井貴浩氏が長期政権に就いていると予想。DeNAは今年で現役を退くと想定して、数年の指導者の勉強を経た藤田一也が就任。巨人は阿部慎之助氏が務めたあとを高橋由伸氏が再登板で引き継ぐとした。ヤクルトは青木宣親と石川雅規のどちらが先になるかで、中日は現在、立浪和義監督のもとで一軍打撃コーチを務めている和田一浩氏なら立浪監督も後を託せる、と予想した。

 次にパ・リーグ。オリックスは現在ヘッドコーチの水本勝己氏。ロッテは一軍ヘッド兼打撃コーチの“ミスターロッテ”こと福浦和也氏が監督になっていると予測。ソフトバンクは「やっと野球に本腰入れるかな」と城島健司氏を指名し、楽天は現在一軍打撃コーチの今江敏晃氏を人柄で推薦。そして西武は、現在ヘッドコーチの平石洋介氏が経験値の高さから適任とした。松坂大輔氏はコーチとして経験を積んでからの登板になるという。

 では、自ら“ポスト新庄”に立候補していた日本ハムについては何と答えたかというと、

「70歳だぞ。もうヘロヘロですよ。稲葉でしょ」

 日本代表監督として東京五輪で金メダルを獲得、現在は日本ハムのGM職にある稲葉篤紀氏が現場に立つのではないかとの現実論を展開した。

 とはいえ、仮に自身が監督になるならば、2015年にヤクルトを率いてリーグ優勝に導き、その人間性を高く評価する真中満氏をヘッドコーチに呼びたいと切望。

「真中と何かコンビ組みたいなと思って。豊満コンビ。…いや、豊(ゆたか)と満(みつる)でしょ」

 と、すでに“コンビ名”まであると笑いを誘ったのだった。

 現在の12球団の指揮官の顔ぶれも「だいたい想像していた人」という高木氏。5年後の答え合わせが楽しみである。

(所ひで/ユーチューブライター)

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