米国の歌手・マドンナが重篤な細菌感染症により集中治療室(ICU)で治療を受けていると、マネージャーが6月28日更新のインスタグラムで報告した。
マネージャーのインスタグラムによると、マドンナは6月24日、重篤な細菌感染症を発症し、ICUで数日間治療を受けることになった。回復に向かっているが、ツアーを含む全てのスケジュールを一度ストップする必要があるという。マドンナは7月15日からカナダのバンクーバーを皮切りにワールドツアーを予定していたが、延期が濃厚となった。
また、複数の米メディアはマドンナが6月24日、自宅で意識がない状態で発見され、救急搬送されたと伝えている。
細菌感染症とは、病原性の細菌によって引き起こされる感染症のこと。病原性の細菌はいろいろあるが、重いものではペストや結核、コレラなどが挙げられる。現時点ではマドンナを襲った細菌は明らかになっていないが、1日も早い回復を祈るばかりだ。
マドンナといえば、ユニークな健康法でも知られている。2019年11月のインスタグラムでは、氷が敷き詰められた浴槽に入った後、自分の尿を飲む動画を公開した。いつも午前3時に行っているルーティンだという。
「自分の尿を飲む〝尿療法(飲尿療法)〟は民間療法の1つとして知られています。さまざまな病気が尿療法で改善したという体験談は数多くありますが、その作用は科学的に証明されていません。芸能人にも尿療法の実践者がいます。その1人、フリーアナウンサーの古舘伊知郎は20年11月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、『尿は体の中の悪い部位の情報を知り尽くしている情報の塊』と説明し、飲むことで『免疫機能が発動して悪い部分を治す』と力説しました。古舘は68歳の今もコメンテーターなどで元気に活動しています。尿療法のおかげもあるかもしれません」(医療系ライター)
尿療法の効果はともかく、マドンナも早く元気になってもらいたい。
(石田英明)