マドンナがついに「性的指向」をカミングアウト!?問題映像に賛否が渦巻いて…

 今年8月に64歳の誕生日を迎えた世界のポップスター、マドンナ。歴史に残る最強ディーバとして知られる一方、ゴシップを量産するエンターティナーでもある彼女が、またまたSNSに奇妙な動画をアップし、物議を醸している。

 話題の動画は、9日に彼女がTikTokにアップしたもので、手に持つショッキングピンクのアンダーウエアを丸めてゴミ箱に向かって投げるというシーン。そこには、「もし外したら私はゲイ!」との字幕が表示されるのだが、これが大きくコースを外れてしまう。するとマドンナは、仕方ないわね、という表情するのだった。

「この意味深な映像と字幕がアップされると、すぐに『マドンナが性的志向をカミングアウトした!』とSNS上では大きな話題になったのですが、実は過去のインタビューでも彼女は、『女性と寝たことがないとは言わないが、男性が大好き』と語っていることは良く知られる。また、80年代にHIVウイルスが流行した後も、LGBTQの権利を熱心に擁護し、91年の米誌アドボケートのインタビューでは、『バイセクシュアルの性向はだれにでもあると思う』と、暗に両性愛者であることを示唆する発言もしています。ただ、自身の口から直接語られたことがなかったため、ついにカミングアウトしたか、とマスコミの取り上げ方も、よりセンセーショナルになったようです」(情報誌記者)

 マドンナは、ショーン・ペン、ガイ・リッチーとの結婚歴があり、さらにデニス・ロッドマンやヴァニラ・アイス、96年に亡くなった2パックとの交際歴もあり「男好き」の印象が強いが、

「彼女は、ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラとキスしたことで話題になったこともあり、近年では、ドミニカ出身の女性ラップ歌手、トキーシャとコラボした05年のヒット曲『ハング・アップ』のミュージックビデオでのキスシーンなどでバイを匂わせていました。SNS上では《ようやくカミングアウトできたなのね、おめでとう》《もう60代、好きなように生きてください!》という歓迎の声が上がりました。ただ、その一方で、《いまさら告白されても誰も驚かない》《どうせ注目を集めたいだけでしょ》《若い人たちから認めてもらおうと思っているの?》といった批判も少なくありませんでした」(前出・情報誌記者)

 ところが、そんな騒動をしり目に、翌10日、彼女がインスタグラムにアップしたのが、ノーメイクのまま、無言で謎めいた表情を浮かべる不思議な動画だった。しかも、髪をピンクに変え眉をブリーチしたその顔が、まるで別人に見えることから、またもやSNS上には《正直、ちょっと怖い?あなたは誰?》《マリリン・マンソンじゃん!》《いったい何が起きたの?もうマドンナには見えない!》などと戸惑いの声が殺到、大きな反響を呼ぶことに。

「スキャンダラスであることも真のエンターティナーの条件という意味では、やはりマドンナはプロ中のプロだということでしょう」(前出・情報誌記者)
 
 64歳を過ぎて、まだまだセンセーショナルな話題を提供し続けるマドンナなのであった。

(灯倫太郎)

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