昨シーズンまではセットアッパーとして活躍。21年には連続登板無失点記録(39試合)の日本記録を樹立しながら今シーズンからは先発に転向した埼玉西武の平良海馬(23)。
実は、彼にはプロ野球選手とは別に動画配信者としての顔があり、チャンネル登録者数8万7800人(※4月17日現在)のゲーム実況「たいらげーむTairaGame」を運営するユーチューバーとしても知られている。
11日の千葉ロッテ戦は6回2失点の好投で先発転向後初となる今シーズン1勝目を挙げたが、なんとの試合前夜の同日未明にライブ動画を生配信。対戦型の人気シューティングゲーム「VALORANT」をプレーしながら視聴者の質問に次々と答えている。
例えば、自ら志願しての先発転向ながら「中継ぎ3連投と先発100球はどっちが疲れる?」という質問には「先発」と本音を明かし、自身の武器であるフォークボールについて尋ねられた際にも「一般人フォーク」と自虐的に語っている。そんなプロ野球選手らしからぬ姿が人気を集めているようだ。
ちなみにその前の7日の配信では「10勝とチャンネル登録10万人どっちが達成したい?」との質問には「10万人近いな」とポツリ。その後もゴールドの盾がもらえるチャンネル登録者100万人達成のために「登録してる人を集めてアカウントを12個作る」なんてバカ話で視聴者と盛り上がっていた。
この様子にネット上では《興味があるのは勝ち星よりもチャンネル登録者》《パ・リーグを代表する若手投手なのに好きなのは野球よりゲーム》などとイジるコメントも。
「実際にはゲーム実況の形を借りた野球トークチャンネルで、本人も『Number Web』のインタビューで『発言が「6」でゲーム「4」くらいの感じ』と話しています。ただ、彼は昨年12月に結婚したばかり。新婚なのに野球とゲーム配信に時間を取られ、夫婦の時間があるのかそこは心配ですけどね(笑)」(スポーツ紙記者)
だが、今シーズンはまだ始まったばかりだが好調を維持しているのも事実。案外、彼にとっては動画配信がメンタル面でいい影響を与えているのかも。