フジ・永島優美が「めざまし8」卒業 “コネ入社疑惑”を吹き飛ばした逆襲の9年

 フジテレビの永島優美アナウンサーが3月31日、メインキャスターを務める情報番組「めざまし8」(同局系)に出演。同番組からの卒業を報告した。

 この日の放送では、永島アナの卒業を記念し、もう1人のメインキャスターである俳優の谷原章介との「最初で最後の2人旅」と題したロケをVTRで紹介。静岡で2人は名店の蕎麦を食べたり、ドライブやグランピングを楽しんだり、終始和気あいあいとしたムード。〝本物のカップル〟に見えるほど、さすが息の合ったコンビであった。

 番組終盤では、永島アナが最後の挨拶。「改めましてみなさん、おはようございます」と言った後、涙で言葉が詰まったが、フジテレビの朝の番組を9年も担当させてもらえるとは思っていなかったこと、失敗もたくさんあったことなどを振り返り、今後も精進していくと抱負を語った。

 永島アナは2014年、同局に入社。同年9月から情報番組「めざましテレビ」を担当し、21年3月から「めざまし8」の初代メインキャスターとなった。フジテレビの〝朝の顔〟として約9年間活躍。永島アナの魅力といえば、笑顔と元気のよさ。それに加え、視聴者の笑いを誘う〝やらかし〟も印象深い。
 
「めざましテレビ」時代には上司である三宅正治アナを思わず「三宅ちゃん」と呼び、「めざまし8」のときは自宅からリモート出演した際、途中で宅配便の荷物を受け取りにいき、画面から突如消えたアクシデントもあった。

「今でこそ永島アナは人気アナへと成長しましたが、入社当初は屈辱も味わっています。永島アナの父親は元サッカー日本代表FWで、サッカー解説者の永島昭浩氏。父親が有名人ということもあり、入社当初は〝コネ疑惑〟も囁かれました。しかし、永島アナはテレビ朝日にも内定していたようで、コネだったら〝掛け持ち〟でテレビ局の入社試験は受けません。その後は“実力合格”を証明するようにフジの朝の顔として定着しましたが、『めざまし8』の卒業を迎え、ネット上では『4月から寂しくなる』など〝永島ロス〟の声があふれています」(芸能記者)

「おはようございます」で始まった朝番組からの新天地が楽しみだ。

(石田英明)

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