タレントでモデルのトラウデン直美が3月29日、SPキャスターを務める情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。クサい客に防臭対策を講じることをSNS上で発表したカードショップに対し持論を述べた。
問題となったのは、東京・秋葉原にある「カードショップ トレカバース 秋葉原店」が3月25日に投稿した「申し訳ございませんが、今後店員が『臭い(主観)』と判断した方は声をかけさせていただきます」というツイート。店側はアロマグッズなどでニオイ対策しているが、「それでも今までクレームが多数ございました。残念ながら声をかけさせて頂いた方は、画像の消臭グッズを浴びてもらうか退店して頂きます」と宣言し、市販の消臭剤などの画像をアップした。
「めざまし8」は、同店代表を直撃。代表は実際に汗などでクサい客は多く、ツイッターのストレートなメッセージについては、「臭い」という文字を使えば伝わりやすいと説明した。
カードショップの〝ニオイ問題〟について、トラウデンは「お店側としては最低限の衛生面を気にしてくださいというメッセージだと思います」と店側の事情を汲みながらも、「受け取る側は〝クサい〟というのは主観であって、人の判断によって異なる」と客の立場にも配慮。結論としては「(ツイッターの)文字数制限で難しい面もあるが、他の言い方もあったかも」と結んだ。
実際、同店に限らず、カードショップの〝臭い問題〟は以前からネット上でたびたび話題になっていた。原因としては、汗や足の臭い、体臭など、客から発せられる悪臭が挙げられている。カードゲームが好きだけが臭うというのも考えにくいが、不思議な現象である。また、カードショップはゲームで遊んだり、ショーケースをずっと眺めていたり、他業種の店と比較して滞在時間が長いため、1人でもクサい客がいると臭いが充満するといった考察もあった。
「カードゲーム好きのマニアも好きで臭いを発しているわけではないでしょうし、食生活や体質的な問題もあるでしょう。冤罪で臭いの主として疑われた人もいるかもしれません。そんな中、トラウデンの〝クサいは主観〟〝他の言い方もあったかも〟という発言は、“もしかして自分のことかもしれない”と不安にかられているカードゲーム・マニアを勇気づけたはずです」(芸能記者)
トラウデンのオタクファンが増えたかも。
(石田英明)