テレ朝・玉川徹氏の「コメンテーター本格復帰」をSiriがアシスト?

 テレビ朝日の玉川徹氏が2月1日、情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。スタジオでの生放送中、自身が装着していたアップルウォッチのSiri(音声アシスタント)が反応するアクシデントが発生した。

 番組では、火力発電所で使用する燃料価格の上昇などにより、家庭での電気料金高騰について議論を展開。出演者らが意見を交わしていく中、キャスターを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一が突然、玉川氏に向かって「変な音、出さないで」と注意した。

 玉川氏はバツが悪そうに「僕のアップルウォッチがですね、急に反応することがあるんです。わかんないすよ、別にSiriとか言っていないんだけど」と言い訳し、「〝どう、お答えしていいか、わかりません〟と、アップルウォッチに今言われちゃったんですよ。アップルウォッチからダメ出しされるという…」と詳しく説明した。羽鳥アナは「〝どう、お答えしていいか、わからない〟は、けっこうアップルウォッチ以外にも(我々が)思っていること」とチクリ。

 特集の結びでは、羽鳥アナは「アップルウォッチに〝このペースだと入りません〟(と言ってほしい)」と、玉川氏の話が長過ぎると暗に釘を刺した。玉川氏は「アップルのみなさん、僕の声の何を拾うんでしょうね。教えてください」と、アップルに助け舟を求めた。羽鳥アナは「〝このペースだと時間内に収まりません〟を、ぜひ入れていただきたい。入れていただくか、番組で開発するか」と追い討ちをかけて特集は終了した。

 羽鳥アナと玉川氏のアップルウォッチを巡る〝攻防〟については「アップルウォッチにダメ出しされる玉川さんw」「アップルウォッチ、GJ!」「羽鳥さんのアップルウォッチの突っ込みに愛を感じる」などと視聴者を和ませた。

「玉川氏は2022年10月、10日間の謹慎処分を受けました。その後、現場でのレポートをスタジオから伝えていましたが、今年1月18日に復帰後、初めてコメンテーター席に座り、視聴者からは『やはり、辛口の玉川さんがいないと番組が締まらない』などと好意的に受け入れられました。この日の放送でもコメンテーター席に座り、アップルウォッチが〝好アシスト〟してくれたおかげで、玉川氏の好感度も上がったはずです。羽鳥アナとの掛け合いもまた見たいという視聴者も多かったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 アップルウォッチのおかげで、コメンテーターへの本格復帰が近くなった?

(石田英明)

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