侍ジャパン「キャプテン不在」ムードを一変!ダルビッシュ「早期合流」の絶大効果

 侍ジャパンに朗報だ。パドレスのダルビッシュ有投手が自身のツイッターを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けた日本代表の宮崎合宿に〈自分は宮崎キャンプの初日から行きます〉と宣言したのだ。

 日米両メディアが、日本人メジャーリーガーの侍ジャパン合流が大幅に遅れそうなことを伝えていた。ダルビッシュはその件についても触れ、こう報告した。

〈早期合流が難しいのは確かです。ただ自分の場合はベテランであるためパドレスが融通をきかせてくれました〉

 経験豊富なダルビッシュの早期合流は大きなプラスだ。精神的支柱としてもチームを支えてくれるはずだ。

 チームのまとめ役については、栗山英樹監督が意味深なことを漏らしていた。

「11月の(強化)試合のときにベテラン選手と話したら、『キャプテンは必要ないんじゃないか』という意見が多かった。選手がそう思ってるなら、そっちに寄ったほうが…」

 これは1月28日、自宅のある北海道栗山町の栗山天満宮で優勝祈願後、囲み会見で出たもの。「キャプテン不在、全員で」の組織作りも悪くはないだろう。しかし、過去4大会を知るNPB関係者はこう語っていた。

「自然とリーダーは決まっていくものです。東京五輪のときは稲葉篤紀監督(当時)が巨人・坂本勇人を指名しましたが、坂本は代表チームの常連であり、過去の大会でも坂本の周りに選手が集まっていました。合宿の日数を重ねるうちに、選手たちの『キャプテン不在』の考え方も変わっていくのでは」

 過去の実績、年齢などを考えると、ダルビッシュが「新リーダー」となっていくのではないだろうか。

「代表入りしたピッチャーに聞くと、必ず出る名前がダルビッシュなんです。皆、変化球の握り方やアドバイスをもらいたいと思っているようです」(スポーツ紙記者)

 世界を知り尽くしたベテランの早期合流の効果は大きい。

(飯山満/スポーツライター)

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