高橋英樹の新幹線乗車ルール「9号車・富士山側座席」へのこだわり

 鉄道好きであれば、列車の乗り方・座席のとり方に独自の「マイルール」があることも少なくない。俳優の高橋英樹もその1人。新幹線の座席選びに並々ならぬこだわりがあると鉄道ライターは指摘する。

「高橋さんは東海道新幹線に乗る場合、車両は9号車で座席は車両中程の富士山側(下り列車なら進行方向右側)と決めています。もちろん、全てちゃんとした理由があると思われます」

 東海道新新線は8号車、9号車、10号車がグリーン車。この3つのどれを選んでもよさそうに思うかもしれないが、実は差がある。10号車には喫煙ルームがあるため、喫煙しない人は避けたい。9号車はトイレがあるので、頻繁に利用する人は9号車を選ぶといいだろう。また8号車より座席の数が4席少ないので、9号車を選ぶ人もいるようだ。高橋はこれらの理由から9号車を選んでいるようだと、鉄道ライターは言う。

 さらに車両中程の座席を選んでいるのは、横を人が通ることが少ないからだと思われる。

「なぜ富士山側なのか。これは車窓から富士山の写真を撮るために決まっています(笑)。高橋さんは新幹線に乗るたびに、見事な富士山写真を撮ってブログで公開していますよ」(前出・鉄道ライター)

 高橋のそんなマイルールは今も変わっていないようだ。1月18日のブログで新幹線乗車を報告しているが、9号車に乗り込んでいる。その後、車窓から撮った富士山の写真を公開していることから考えて、座席選びも同じだろう。

 高橋英樹が主演のドラマ「西村京太郎トラベルミステリー 十津川警部シリーズ」は終了したが、鉄道マイルールは永遠だ。

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