高橋英樹の鉄道写真に「間違いない出来」と撮り鉄が感心したワケ

 ブログで公開する鉄道写真が鉄道ファンから高く評価されている俳優の高橋英樹が、新作を12月9日のブログで披露した。

 新たな鉄道写真は都電荒川線。東京さくらトラムとも呼ばれ、新宿区の早稲田停留所から荒川区の三ノ輪橋停留所まで東京の下町を結ぶ路面電車だ。東京に残る唯一の都電でもある。この選択に鉄道ライターは感心したという。

「都電は鉄道ファンだけでなく、一般の人の間でも映えるとして人気になっています。昭和の香りと下町情緒を残していて、画になるんですよ」

 公開されたのは荒川車庫前にある都電の車庫の写真と、走行する車両の写真。高橋は「なんだか懐かしいなあ 大人の遊園地のようだなあ 見ているだけでワクワクします」とコメントした。どの写真も素晴らしく、さすがは高橋だと鉄道ライターは太鼓判を押す。

「車庫の写真に写っている2台の車両は9000形で、レトロな外観が特徴です。これはわずかに2両しか作られておらず、その2台が写っている。高橋さんの運のよさには驚かされます。また走行中の写真は手前にバラが写っていますが、バラは都電の象徴になっています。特に荒川区ではバラの植栽に力を入れていて、沿線に咲き誇っているんですよ。ちゃんとバラを入れて撮るなんてプロ顔負けです」(前出・鉄道ライター)

 もっとも撮影したのは高橋ではなく、スタッフの可能性もある。これも高橋英樹の鉄道教育のたまものかもしれない。

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