高橋英樹が山形新幹線で選んだ座席に違和感…「人気席」を外した理由は?

 俳優の高橋英樹が3月4日、ブログで山形新幹線に乗って新庄を訪れたことを報告した。

 高橋といえば「西村京太郎トラベルミステリー」(テレビ朝日系)で十津川警部を演じていたことがあり、鉄道に関する知識は豊富。特に新幹線の座席選びにはこだわりがあるようで、鉄道ファンから「参考にしたい」「プロ並み」との声が上がったことも。そんなこともあり、今回も投稿されるとすぐに、公開さた写真から座席が特定された。

 高橋が選んだのは山形新幹線の11号車。唯一のグリーン車だ。座席は新庄駅を目指す下り列車で、進行方向左側の窓際にあたるD席。列までは明らかにならなかったが、この席選びに鉄道ライターは疑問を持ったという。

「高橋さんは東海道新幹線の場合、下り列車の進行方向右側(山側)の窓際を選んでいます。車窓から富士山が見えるのが理由と思われ、見事な富士山の写真を度々公開しています。どうやら景色を重視して選んでいるようですね。ところが今回選んだのは、景色がいいとされる進行方向右側のA席ではなくD席だったのには驚きました」

 ではなぜA席を選ばなかったのか。

「あくまで推測ですが、高橋さんは対向列車とのすれ違いが近い進行方向右側の席を避けたのではないでしょうか。右側の席は音や衝撃が大きいですからね。東海道新幹線はどうしても富士山が見たいので山側を選んでいるが、景色にそれほど差がない山形新幹線ではすれ違いのない進行方向左側にしたと考えられます」(前出・鉄道ライター)

 さすがは十津川警部を演じた高橋英樹である。他の新幹線ならどの席を選ぶのか、聞いてみたいものだ。

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