福澤朗の「鉄道沿線歩き旅」が原点回帰!テレ東旅番組の最難関に

 福澤朗の「鉄道沿線歩き旅」第15回が1月21日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送されることが発表された。この鉄道沿線歩き旅が放送されるのは昨年9月以来、約4カ月ぶり。久しぶりの登場ということもあって、あるポイントに注目が集まった。それは歩く距離だとテレビ誌ライターは言う。

「番組公式HPによると今回は仙石線沿いを歩くそうで、総距離は50km。50kmというのは、これまでの旅の中ではかなり短いほうになります。最近だと第9弾と第10弾、第12弾、第13弾は倍の100km。第11弾は75kmでした。それが前回の第14弾で50kmに減り、今回もそのまま。これが意味することは、旅がハードになることです」

 距離が短いほうが楽なように思われるが、そうではないのだと言う。長い路線の場合、電車に乗れるチャンスが多い、または駅間が長く距離を稼げるなどの利点があるからだ。

「今回もサイコロの出目の数だけ列車に乗れる救済措置はあるようです。ただ、仙石線は駅間が短いことで有名で、最も長い東塩釜駅と陸前浜田駅でも3.1kmしかありません。仮に4回列車に乗れることになっても、その距離は最大11.1km。どんなに短くても2日間で約38kmは歩くことになる計算です」(前出・テレビ誌ライター)

 鉄道沿線歩き旅は、第10弾までは「鉄道沿線ひたすら歩き旅」と「ひたすら」がついていた。それが鉄道が利用できるようになったことで「ひたすら」が取れている。今回も「ひたすら」はないが、限りなく原点に近い厳しい旅になるようだ。

 かつてはテレ東旅番組の中で最も厳しい旅と言われたこともある。今もそうであることを今回証明してくれそうだ。

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