笠井信輔「鉄道沿線ひたすら歩き旅」登場はバス旅3代目の起用テストか

 9月末にフジテレビを退社し、小倉智昭の事務所に所属してフリーアナとして活躍中の笠井信輔が、12月7日放送の「土曜スペシャル 鉄道沿線ひたすら歩き旅6」に出演する。同番組は鉄道路線の沿線を、タイトル通りただひたすら歩く旅企画。鉄道好きの福澤朗をリーダーに、ゲストの笠井と土屋アンナがゴールを目指す。

「福澤は鉄道ファンなのに列車に乗ることができないというユニークな企画です。今回登場する笠井も鉄ちゃんとしてよく知られていますね。テツが2人も集まることで、これまでにない旅になるかもしれません」(テレビ誌ライター)

 3人が旅をするのは福島県を東西に走る磐越西線。郡山駅をスタートし、会津若松駅を目指す。

「磐越西線の郡山駅と会津若松駅の間は、磐梯熱海温泉や猪苗代湖など観光名所がいくつもあります。さらに、鉄道ファンにしか価値がわからないポイントもあるんです。中山宿駅にはかつてスイッチバックがありました。今もその跡が残されています。また、夏の間だけ営業し、現在は休止中の臨時駅、猪苗代湖畔駅もあります」(鉄道ライター)

 福澤と笠井の鉄道好き2人がどんな反応を示すのか、注目のポイントと言えそうだ。

 さらにもうひとつ、笠井に注目しなければいけない理由があるという。指摘するのは前出のテレビ誌ライターだ。

「土スペから誕生した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は、ご存知のように初代の太川陽介と蛭子能収が12月に完全引退します。2代目の田中要次と羽田圭介の評判は芳しくない。今、バス旅ファンの間では、3代目に代わるのではないかとささやかれているんです。ただ、テレビ東京としては2代目の轍を踏まないよう、いきなり3代目に起用するのは避けたい。そこで、お試しテストをするのではないかと見られている。今回の笠井がそれではないかと指摘されているんです」

 2代目が誕生する時も、正式決定する前に「特別編」を放送し、視聴者の反応を探っている。バス旅ファンの感想はいまひとつだったが、さすがにこの段階で別の人を起用するわけにはいかなかったのか、そのまま2代目に就任した。今度はより慎重に他の旅番組で起用して様子を見ることは十分考えられる。

 笠井信輔の評価はどうなるか、まずは今回の旅に注目だ。

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