「サンモニ」関口宏の解説に視聴者総ツッコミ「1億万羽って…」

 1月16日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、司会の関口宏から数字に関する驚きのワードが飛び出し、視聴者からは《そんな単位あるのか》《誰も訂正しないのか》などとツッコミが殺到している。

 1週間を振り返るコーナーで取り上げたのは鳥インフルエンザの殺処分が1000万羽を突破したという1月10日のニュース。関口は、宮崎県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いで約10万羽の殺処分を開始したことを伝え、「殺処分された鶏、今シーズン1000万羽を超えるそうで、過去最多を更新しています。全国で飼育される鶏、およそ1割にあたるということは、え〜、1億万羽もいるんですか。今シーズンの鳥インフルエンザ、異例のペースで全国各地に広がっています」と、全国で飼育される鶏の総数を「1億万」と表現した。SNS上では早くも《関口さん、1000万の10倍は1億です》《1億万という幼稚園児言葉を久しぶりに聞いた》などと反響が続々。
 
 関口は訂正することなく、「鳥インフルエンザの影響に加え、円安などにより、鶏のエサ代も高騰していて、先月の卵の値段、前の年の同じ月にくらべて1キロあたり70円以上値上がりしています」とニュース原稿を読み上げ、その後も平常運転で韓国徴用工問題、ガーシー参院議員の話題を紹介していった。
 
 昨年参院選の当選後、帰国することなく国会に出席しないガーシー議員について関口は「まず帰ってくるかどうかだし、なんで当選していながら国会に出ないのか」と述べて、「この人、不思議な人だね〜」とコメンテーターに意見を求めていたが…。

「関口さんの『1億万羽』について、多くの視聴者が反応。1週間を振り返るコーナーは、基本的に用意された原稿を読むものですが、関口さんがちょこちょこと私見を入れるのが、このコーナーの醍醐味。いわばアドリブで墓穴を掘ってしまった形です。漢字の読み違えなどについては、これまでアシスタントのアナウンサーが訂正を入れていましたが、さすがに『1億万羽』というワードについては訂正を入れにくかったのでは…」(ネットライター)

 ネットではいまも「1億万点の可愛さ」「1億万%かわいい」といった具合にスラングで使われることはあるようだが、日曜朝の報道番組に「1億万」は似つかわしくなかったかもしれない。

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