個人攻撃も度を過ぎると、聞いているほうも気分が悪くなる。そこまで言わなくてもいいのに、という暴言が6位以上にランクインした。
第6位はお笑いタレントの東野幸治。5月29日放送のバラエティ番組「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)で、元テレビ東京アナでフリーの大橋未歩が東野に暴言を吐かれたことを明かした。局アナ時代、大橋は東野と7年間共演。その間、東野から、
「アナウンサーは着替える場所がないからトイレで着替えている」
などとバカにされたという。さらに、大橋が学生時代、フジテレビが第一志望だったことから、こんなことまで言われたとか。
「フジテレビに憧れて(テレ東に)ごめんなさいって謝れ!」
第5位はYouTuberのヒカキン(HIKAKIN)。7月12日アップのゲーム実況動画で、味方プレーヤーに、
「何やってんの、こいつ。ウザ!」「お前、ヤベエわ、苦手だわ」「ありえねえんだけど。一生許さねえ!」「赤ちゃんかよ、お前」「ムカつくわ」
などと暴言を連発した。実はヒカキンに落ち度があったのだが、それに気づかず、相手が悪いと思い込み、暴言を吐いてしまった。後日、ヒカキンは相手に謝罪したが、本性がバレたとの声もあがった。
第4位は「ひろゆき」こと実業家の西村博之氏。論破王と称されるひろゆき氏が、AKB48の元メンバーで女優の前田敦子をこき下ろした。8月27日公開のYouTubeチャンネルで前田について、
「どこにでもいそうな女の子で、めちゃくちゃかわいいいわけでもないし、歌がうまいわけでもないし、ダンスがうまいわけでもない」「能力、実力もないけど異常な負けず嫌いな感じが、見ている人たちにはなんとなく伝わってくるというキャラクター性」
とボロクソに断じたのだ。前田ファンから大バッシングをくらったのは言うまでもない。
「東野はラジオ番組で『毎日放送のアナウンサーはみんな仲が悪い』と暴露するなど、暴言癖があります。ヒカキンは日頃から好感度を意識しているだけに不覚でしたね。前田はあのAKB48の元センターで、アイドル中のアイドル。ファンが『ひろゆきに見下される筋合いはない』と反発したのも当然でしょう」(芸能記者)
個人攻撃は時にブーメランとなることも覚悟するべきだろう。
(石田英明)