チャンネル登録者数1260万人を持つ人気YouTuber・ヒカキンが、2月9日に自身のYouTubeチャンネルに「『お前一般人だろ』について」というタイトルの動画を投稿したが、その内容が波紋を呼んでいる。
ヒカキンといえば、今年1月1日に30代の一般女性と結婚したことを発表し、世間を騒がせたばかり。22日には、元彼女を名乗る元ファンの女性とのLINEのやりとりや写真が「週刊文春」に報じられ、二股疑惑が浮上したものの、その女性とは4年間会っていなかったことや、自身のチャンネルですぐさま謝罪動画を出したことで、逆にヒカキンの好感度は爆上がりしたものだった。
そんなヒカキンによる冒頭の動画では、いったい何が語られたのか。
「今回の動画では、ヒカキンが結婚発表の際に『30代の一般女性と結婚しました』と報告したことに対して、『お前も一般人だろ』とツッコミを入れられたという内容の記事を取り上げていました。この記事は、Xで1300万回ものアクセスと、3万件ものいいねが押されバズりまくっているようで、これを見たヒカキンは、『（一般女性と表現したことで）気分を害された方申し訳ございません』と謝罪。その後、自身は芸能人ではないと主張したうえで、YouTubeのチャンネル登録者数が多いことや、エアロスミスやアリアナグランデなどの有名人とコラボしたこと、数々のCMに出演したことなどを上げて、『ちょっと。ちょっとだけね…有名？』と、ヒカキン節を炸裂して反論したんです。さらに、テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』など有名番組への出演経験や、映画に出たことなどもあると話し、得意の変顔も披露していました」（YouTubeライター）
動画の最後では、「自分は有名だと思っていたけど、お前はまだまだやからな、というのを気付かされるニュースではありますね」と、再び頭を下げたヒカキン。これには視聴者から、《こんなところにまで噛み付いてくるしょうもない人にまで配慮するの優しすぎる》《明らかに理不尽なのに謝るヒカキン大人過ぎ》《めちゃくちゃ有名人なのにこんなに謙虚なの尊敬する》などと絶賛の声が上がった。
自身に攻撃的なニュースさえも動画のネタにし、好感度を上げてしまうヒカキン。そんなところが、トップYouTuberであり続けるゆえんなのかもしれない。
（佐藤ちひろ）
