橋下徹氏、清水寺・森清範貫直筆の「今年の漢字」に「これ達筆なんですか?」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が12月12日、情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(TBS系)に出演。2022年の世相を一字で表す「今年の漢字」に選ばれた「戦」の毛筆に疑問を呈した。

 番組では、日本漢字能力検定協会が発表する「今年の漢字」を生中継で速報。京都・清水寺の森清範貫主は大きな和紙に「戦」の字を毛筆で一気に書き上げた。

 橋下氏は「〝戦う〟がやっぱり今年1年の一文字って、本当にイヤ。早く終わってもらいたい。ロシアによるウクライナ侵攻は」などと感想を述べた。

 直筆の文字については、MCを務めるフリーアナウンサーの石井亮次が「ちょっと達筆すぎました、今回」と微妙な表現。「戦」の字は一部省略しているかのように見え、達筆ではあるが、一部からは「読みにくい」と声が上がったのも事実。橋下氏もそう思ったようで、「これ、達筆、達筆といいますが、本当にうまいんですか?」と素朴な疑問を口にして、「そこ、わからないもん、僕ら。プロが見ないとね」と納得できない様子だった。

「今年の漢字」が「戦」といっても、書の出来栄えに〝戦い〟を挑むとは予想外の展開。そもそも橋下氏は他人が書いた字にケチをつけられるほど、達筆なのだろうか。

「大阪市此花区には2011年に建立された『初代大坂船奉行所跡』と書かれた石碑があります。この文字を書いたのが橋下氏。フニャフニャとした文字で、お世辞にも上手と言えず、当時『中学生が書いたような字だな』などと揶揄されていました。石碑の裏面には『橋下徹』と署名がありますが、文字が曲がっているようにも見えます。自分の字を棚に上げて、森清範貫主の書に『本当にうまいんですか?』はちょっと失礼でしたね」(芸能記者)

 橋下氏の石碑の字もプロに見てほしかった?

(石田英明)

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