6月18日放送のカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」では、タレントの東野幸治とMCの青木源太アナウンサーが、東京と大阪におけるテレビ業界の“ギャラ格差”について率直に語る場面があった。
番組終盤のコーナーで、大阪の街頭インタビューで挙がった「東京と大阪の格差が大きすぎる」という声を受け、スタジオトークが展開。青木アナが、「大阪と東京の両方で仕事をされている東野さん、実際に格差を感じますか?」と質問すると、東野は「テレビギャラは違います」と即答した。
元大阪府知事の橋下徹氏が「1対2以上?」と問うと、東野は「2まではいかへんけど、1.7くらいちゃうかな」と具体的にコメントし、スタジオは一気にザワザワ…。
青木アナが「そうなったときに、仕事に臨む東野さんの姿勢は何対何ですか?」とたずねると、東野は笑いながら「不思議なもんで大阪の方がやる気満々です」と返し、スタジオを和ませた。
さらに話題は、テレビ業界全体の制作費格差へ。東野が「実は俺より青木さんの方が詳しいんですよ。元・日本テレビのエースやから。制作費とか分かってるでしょ?」と逆質問すると、青木アナは「テレビの制作費に関してはちょっとそれ(差)はあるかなとは思います」としたうえで、「アナウンサーとして一番感じるのはイベント司会。やはり東京は大企業とか世界的な企業が多いから、そこはちょっと違います」と回答。再び橋下氏が「大阪が1だったらどれぐらい?」と問うと、「大阪が1だとして…、まあ、1対5ぐらい」とぶっちゃけ、スタジオは大受けしていた。
これだけギャラの格差があれば、大阪のお笑い芸人が次々と東京に進出するのも当然だろう。
(鈴木十郎)