マライア・キャリー、あのクリスマスソングだけで100億円稼いでいた!?

 12月に入り、街はクリスマスムード一色。この季節になると、さまざまなクリスマスソングが流れてくるが、なかでも洋楽でよく耳にする曲のひとつがマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」だ。

 94年放送の山口智子主演のドラマ「29歳のクリスマス」(フジテレビ系)の主題歌としても知られているが、同曲を収録したアルバム「Merry Christmas」の売上は全世界で1400万枚、日本でも280万枚という大ヒットを記録している。

 この曲は、カタールW杯にも姿を見せた元イングランド代表のデヴィッド・ベッカム氏のお気に入りで、12月1日には彼が自宅キッチンで口ずさんでいる動画を元スパイスガールズの妻、ヴィクトリアがSNSに投稿。歌の途中で1オクターブ下げたことに、彼女が「高音が出なかったんでしょ!」とツッコミを入れるなど、結婚23年目とは思えないラブラブぶりが世界中で話題となった。

 すると、これにベッカム氏の友人で元ブラジル代表のロナウドがハートマークの絵文字で反応。さらにマライア本人も、《私のお気に入りのバージョン。2人とも愛してるわ!》とコメント欄にメッセージを送ったのだ。

「今では欧米圏の定番クリスマスソングですが、今回のニュースであらためて注目を集めています。16年の英誌『エコノミスト』の記事によると、この曲に関連するものだけでマライアには今でも毎年250万ドルが入ってきているそうです。リリースから29年目を迎え、単純計算ですが現在のレートに換算すると100億円近い大金を手にしていることになりますね」(音楽情報誌編集者)

 ただし、このような「クリスマスソング長者」は彼女に限った話ではないという。

「山下達郎の『クリスマス・イブ』も日本を代表するクリスマスソングで、毎年この時期になるとヒットチャートにランクインすることでも有名です。さすがにマライアほどではありませんが、毎年多額の印税が入っているはずです」(前出・編集者)

 一発当てることができれば、その破壊力は通常のヒット曲の何倍、何十倍にもなる。毎年、多くのクリスマスソングがリリースされるのはそれなりに理由があるようだ。

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