「薄毛報道」から4日でフサフサ!? ベッカムの“緊急増毛”に見る「妻の意地」

 新型コロナウィルスの感染を避け、英コッツウォルズの別荘で自主隔離中のデヴィッド・ベッカム(45)の買い物姿をとらえた、あるショットが話題になっている。

 ベッカムといえば、かつてマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードに在籍。イングランド代表として115試合で17得点。その卓越したテクニックとモデル顔負けのルックスで一世を風靡した、サッカー界の元貴公子だ。

 5月10日(現地時間)、そんな彼の「薄毛」姿が英デイリー・メール紙に激写され、「貴公子ベッカム、変わり果てた激写ショットに世界衝撃!」とのセンセーショナルなタイトルとともに写真がアップされた。すると、SNS上には《まるで老人?》《間違いなく20歳は老けた!》といった驚きの声が次々に上がり、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」も「ベッカムと抜け毛の謎」と大々的に報道。元貴公子の“薄毛疑惑”が世界中を駆け巡った。

 ところが、その4日後、ベッカムのインスタグラムにアップされた髪はフサフサ。これには再びネットがザワつき《あれが本物の髪と信じろというのは無理》《ミラクル・グロウというシャンプーを使っているのでは?》とのコメントが相次いだ。

 海外のセレブ事情に詳しいファッション・ライターによれば、 「ベッカムにはここ数年、何度か薄毛疑惑が起こり、2018年夏にはパパラッチによって頭皮が透けている決定的なショットが掲載されました。ところが数日後、香港で開催されたイベントに登壇したベッカムの頭部には髪が密集していて、この時も、髪の増え方は不自然、として英タブロイド紙などが一斉に”植毛疑惑”と報じたことがあった」という。

 とはいえ、激写後になぜあえて増毛した姿を公開するのか?その謎を解くカギが妻のヴィクトリアにある、というのは前出のファッション・ライターだ。

「端正な顔立ちに華麗なプレーで多くのファンを魅了してきたベッカムですが、若い頃は正直、垢ぬけないただのおにいちゃんだった。そんな彼を洗練されたファッションスタイルで注目度を高めたのが妻のヴィクトリアの存在です。ふたりはベッカムの猛アプローチにより1997年に結婚しましたが、惚れた弱みもあり、彼は夫人に頭が上がらなかった。特にファッションに関しては、ペアルックを着させられたりと、完全に彼女の言いなりでしたが、ベッカムも40代になり、容姿に劣化がみられるようになってきたことで、ありのままでいい、という気持ちになった。でも、これまでにソフトモヒカンやウルフヘア、ポンパドールなど”ベッカムヘア”をプロデュースしてきたヴィクトリアにとっては自負がある。そのため、夫の劣化した薄毛姿を激写されることは屈辱以外の何物でもない。激写後にあえて増毛した姿をアピールするのは、そんな彼女の意地なのでは、と噂されています」

 それが事実なら悲劇というほかないが、長年”着せ替え人形”的に身の回りをコーディネートされてきたことが事実、とすると、その噂もあながち眉唾とも言い切れない。

 ともあれ、薄毛騒動の行方に注目したい。

(灯倫太郎)

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