サッカーW杯カタール大会決勝トーナメント1回戦で、PK戦までもつれる激闘の末クロアチアに敗れた日本代表。しかし、ベスト16に進出したことで賞金1300万ドル（約18億2000万円）を獲得したことが話題となっている。果たして代表選手にはどれぐらいのボーナスが支払われるのだろうか？
今大会の賞金は総額4億4000万ドル（約616億円）と前回のロシア大会よりも4000万ドル多い史上最高額となっている。内訳としては、優勝国が4200万ドル（約58億8000万円）、準優勝国が3000万ドル（約42億円）、3位が2700万ドル（約37億8000万円）、4位が2500万ドル（約35億円）。さらに8強に進出した場合は1700万ドル（約23億8000万円）、16強では1300万ドル（約18億2000万円）、1次リーグで敗退したチームにも900万ドル（約12億6000万円）が与えられるという。
大会賞金はFIFAから各国のサッカー協会に支払われるが、選手たちが受け取る金額は各国のサッカー協会によって決められる。ちなみに「中央日報」によると、韓国代表はベスト16まで勝ち進んだことで各選手には1.6億ウォン（約1700万円）が支給されるという。サウジアラビア代表は1次リーグで敗退したものの、メッシ率いるアルゼンチンに大金星をあげたことから全選手に7200万円のロールス・ロイスが贈呈されたことも話題になった。
「日本代表の報酬は日本サッカー協会の公式サイトに記載されており、代表に参加することで支払われる日当は1日1万円。W杯での勝利ボーナスは1勝につき200万円で、16強まで進んだ際のボーナスは600円に設定されています。日本代表は11月7日からカタール入りし、グループリーグで2勝して16強に進んでいることから、与えられる総額は1人1030万程度となるでしょうか。これとは別に、W杯出場権を獲得したボーナスも出場選手には各1000万円が支払われています。加えて今後、ドイツやスペインら優勝候補を撃破したことに対する特別ボーナスの話も出てくる可能性はありますね」（スポーツライター）
W杯出場で日本選手が手にしたおよそ2000万円は安い？ 高い？
（小林洋三）
