C.ロナウド、W杯後に電撃引退でホテル王に転身か?

 現在、ポルトガル代表の一員としてカタールW杯に出場中のC.ロナウド。英国のニュースチャンネル「Talk TV」でのインタビューで「裏切られた気分だ」と所属先のマンチェスターUとエリック・テン・ハーグ監督を痛烈に批判したが、プロスポーツにおいて所属クラブや監督への批判はご法度だ。

 これを受けてマンU側は「対応を検討する」との声明を出していたが、22日に双方合意のもと契約を解除したことを公式発表した。フリーの状態となり、移籍への障害はなくなったが希代のゴールハンターもすでに37歳。手を挙げるクラブが簡単に見つかるかは難しい状況だ。

「彼はチャンピオンズリーグに出場できる強豪への移籍を希望し、スペイン紙『スポルト』は古巣Rマドリードへの逆オファーを出したと報じています。ただ、戦力として期待できても以前のような絶対的な存在ではありません。同世代の長谷部誠(独1部フランクフルト)のような人格者ともいえないので、一歩間違えばチームの和を乱しかねない。移籍先が見つからず、このまま引退する可能性もあるでしょうね」(スポーツ紙サッカー担当)

 なお、クラブ批判を行ったインタビューでは引退時期について「最長でもあと2、3年」と明かしたが、一方、W杯で優勝したらそのまま引退するとも語っている。

「ロナウドは『ペスターナCR7』というホテルをポルトガルと米国、モロッコに持っており、今後数年で10軒まで増やす予定です。また、チェーン展開する植毛クリニックのオーナーも務め、プロデュースするアンダーウエアブランドは世界50カ国以上に進出。欧州4大リーグからのオファーが来なければ、優勝できなくてもそのまま実業家に転身というシナリオは大いにあるでしょうね」(前出・記者)

 現役選手でありながらすでにビジネスの世界で成功しているロナウド。もはやW杯優勝以外にはサッカー界への未練はないのかも。

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