石田ゆり子&ひかり「封印艶姿」を一挙公開!(2)対面で交わり「飛んじゃう…」

 封印を解く前に、ドラマ「不機嫌な果実」のあらすじを紹介しよう。原作は林真理子氏による同名小説。結婚5年目のアラサーの妻が、夫との営みに満足できず、内藤剛志(67)演じる年上の元カレとの不貞に溺れていく。

 2話目で一線を越え、ホテルのベッドからズリ落ちるほど、汗だくになってバックで責められる。余韻を引きずりながらなおも逢引きを繰り返すが、そんな中、特大のインパクトを残したのは5話目だった。

「あたし今日はものすごいことがしたいの。今まで味わったことがないようなことを教えてほしい」

 と、ゆり子がおねだり。そのままカップル向けホテルに直行し、部屋のテーブルの上に置かれたファイルを手に取る。それは「恋人たちの小道具」と書かれた夜のおもちゃのカタログだった。

〈もう何も考えるのはやめよう。気持ちよくなれるならなんだってする〉

 心の声が流れて場面が変わると、ゆり子は黒いアンダーウエア姿で立ったまま両手を縛られ、天井に設置した金具に吊るされてしまう。目隠しで視覚を奪われると、スカートを脱がされ、ショーツが露わになる。

「どうしてほしいか言ってごらん」

 ドS全開の内藤は、大人の器具をブイーンと響かせ、首スジからジワジワと責め、ゆり子は辱めを受けながら快楽の声を漏らすのだった。

 当時を知る古参の芸能記者はこう述懐する。

「制作発表の時から、『やると決めた時点でスタッフに体を預けています』と、強い決意で臨んでいました。それでもベッドシーンの撮影はナーバスになることもあり、最小限のスタッフで収録。アエギ声も仰向けの体勢だと艶っぽい声が出にくいため、アフレコで録ることもあったそうです」

 回を重ねるごとに艶やかさが増していく中、7話目で岡本健一(53)演じる年下の音楽評論家との不貞に乗り換え、激しく燃え上がる。

 大雨でずぶ濡れになった2人は岡本の部屋へ。そのままラブシーンに突入すると、岡本がペットボトルの水を口に含み、キスをしながら口移し。荒々しく衣服を脱がされ、白い肌着姿をさらけ出す。

 ベッドでも濃密なキスが続く最中、ゆり子はツーと舌を這わせながら耳や顎を舐め、これがなんともいやらしい。ついには対面でつながると、岡本が深く何度も突き上げていく。

「飛ぶ、飛んじゃう‥‥」

 岡本の肩に爪を立て、顔を歪めながら、悦楽の表情で昇天するのだった─。

 岡本とのラブシーンはこれだけで終わらない。実に執拗に展開されるのだ。

「最終回の11話まで全てで用意され、コンサート会場の楽屋や図書館でも激しく絡み合っていた。あまりに熱のこもった演技に、2人の交際説が流れたことも」(芸能記者)

 地上波でここまで見せたのだから、大人の仏映画に期待せずにはいられない。

*週刊アサヒ芸能12月1日号掲載

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