政界からも熱視線が注がれるのは、石田が単なる女優ではなく、多方面で才能を発揮しているからだ。
5月31日、自身の愛猫・愛犬との日々を綴ったエッセイ「ハニオ日記(I〜Ⅲ)」(扶桑社)を3冊同時発売するや、1カ月経った7月5日時点でもAmazonの日本文学ジャンルで1〜3位を独占している。
「妹の石田ひかり(49)がインスタで『唯一無二の、そして絶妙な表現で ものすごく大切な、ものすごく深いことを教えてくれていると感じます。これはもうほとんど哲学書』と投稿していましたが、猫好きにはたまらない本ですね」(夕刊紙デスク)
さらに6月15日には、初の翻訳本「海の向こうで」(トンカチ)も発売された。
「50年以上前に米国の有名絵本作家が発表した傑作で、彼女が翻訳を務めるのは初めて。そもそも文才はかねてからピカイチでしたからね。18年に発売したフォトエッセイ『Lily─日々のカケラ─』(文藝春秋)は累計発行部数20万部を突破。乃木坂46メンバーの写真集を上回り、『奇跡の49歳の偉業』と話題になりました」(スポーツ紙記者)
自身のインスタでも文才の片鱗が随所に垣間見られ、フォロワー数は283万人を超えている。
「文章もそうですが、とにかく美しすぎる。透明感抜群のすっぴん風カット、愛猫を抱きしめた母性あふれるほほえみ、胸が揺れるトレーニング風景、寝起きのような生々しい表情。これまでミステリアスな雰囲気だっただけに、16年10月に開設した頃は、プライベートが見えるインスタは新鮮そのものでした。際立ったのは、こんなにはっきりと物申すんだ、という一面でしたね」(女性誌記者)
今でこそ、政治についても斬り込む姿勢は珍しくないが、開設当初はイメージとのギャップからか、たびたび炎上することも─。
「17年5月、アパレルショップ店員について〈用事がある時は呼びますから、どうかどうか放っておいてください〉と投稿すると、否定的なコメントが殺到。19年9月には、インタビュアーの質問がインスタばかりであることに苦言を呈し、炎上。どちらも記事を削除するに至っています」(女性誌記者)