“スマホ認知症”特集で「モーニングショー」がプチ炎上! 玉川氏不在で健康番組化している

 フリーアナウンサーの羽鳥慎一がキャスターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)。11月15日の放送で「スマホ(スマートフォン)認知症」を取り上げたが、ツッコミが殺到しプチ炎上状態となった。

 番組に生出演した専門家によると、スマホ認知症とは、スマホの使い過ぎで「もの忘れ」など認知症のような症状が起こること。スマホを過度に使用すると、脳に膨大な情報が入り続けて情報処理が追いつかず、脳が疲弊するのが主原因。放置すると本当の認知症を発症する可能性もあるという。ただ、スマホを使うこと自体が問題ではなく、「だらだら」「ながら」使用がよくないとのことだ。

 スマホのヘビーユーザーにとっては聞き捨てならない内容だが、ネット上では〝総ツッコミ〟状態となった。スマホ認知症という名称については「スマホ認知症というよりスマホ依存症」「医学的に認知症でないにもかかわらず、病名のように脅すのはよくない」などと指摘。原因についても、「だらだら見るなど原因がテレビと全く一緒で盛大なブーメラン」という声もチラホラ。また、「スマホ認知症の特集なのにスマホゲームのCMを途中で流すのは草」「この特集の質問をスマホで募集している」と矛盾を感じている視聴者もいた。

「番組内容に関しても、一部視聴者から『健康番組化している?』といった声が上がっています。今月に入ってからは11月4日に変形性膝関節症、9日にフレイルを特集。健康関連のネタが目立ってきており、スマホ認知症の特集も約50分に渡って放送され〝長すぎる〟といった意見もありました。テレ朝の玉川徹氏がコメンテーターとして連日出演していたときは政治や社会問題がメインという印象でした。しかし、玉川氏の不在で硬派の話題に切り込んでいく存在が手薄となり、無難な健康ネタを多くしているのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 今後も健康ネタが増えるのか、注目したい。

(石田英明)

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