「ヘルプマーク騒動」椎名林檎が再炎上!テレビ出演に「聞きたいのはソレじゃない」

 リミックスアルバム「百薬の長」の特典グッズのデザインが「ヘルプマーク」にそっくりだと10月に大炎上したシンガーソングライターの椎名林檎。

 販売元のユニバーサルミュージックは、日本赤十字社や東京都福祉保健局から指導を受けたことを認め、当初11月30日に予定されていた発売を延期。当該グッズのデザインを変更し、来年1月11日に発売することを発表した。

 同社は11月1日にプレスリリースであらためて謝罪し、今回の事態を招いた経緯を説明した。だが、「アーティスト自身の発案によるデザインであるという根拠のない噂を生んでしまった」として、椎名には非がなく、むしろ彼女は被害者であるとの見解だった。椎名本人からの謝罪のメッセージなどはいっさいなかった。

 そんな渦中に、椎名は、6日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演した。デビュー30周年を迎えるこの日のゲスト、トータス松本へのビデオメッセージという形だったが、騒動後のテレビ出演はこれが初めてということもあり、その発言が注目された。

 彼女はもともとトータスの大ファンで、17年にはデュエットソングで紅白歌合戦にも出場している。メッセージでは松本のことを、「もう大好きです。女性のことも大事にするし、女性のスタッフもみんなメロメロになっちゃって。なんであんなかわいいんだろうって」などと語っていたが、騒動については触れなかったこともあり、ネット上は再び大荒れとなった。

《聞きたいのはそんな話じゃない!》《あのグッズの話はどうなった?》など、批判コメントが殺到する事態となっているのだ。企業の謝罪問題に詳しい危機管理コンサルタントが言う。

「メッセージの内容が、アーティストとしてではなく、単に女性として『好き』というだけの内容なのはマズかった。沈黙を貫くなら、ほとぼりが冷めるまでテレビ出演は控えるべきでしたね」

 ユ社があらためて謝罪した直後の放送、というタイミングもあり、自ら騒動に燃料を投下した格好となってしまった椎名なのだった。

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