「国民をバカにしてるのよ。バカだと思ってるから。上から目線でお殿様だからコレ。でもコレもまあ、こんなことで俺がギャアギャア言わなくたって、もっと頭のいい先生たちが言うべきなんだと思う」
半ば呆れ気味に訴えたのは俳優の梅沢富美男。11月7日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)では、22年度の税収が68兆3500億円と過去最高額を更新したことを伝えた。にもかかわらず、岸田文雄総理が「増税」を目指し、政府税制調査会では「消費税をアップすべき」との意見が相次いでいることを報じていた。梅沢は「しょうがねえんだ!」と声を荒らげ、「国民の責任でもあるんだ。これ自民党が勝ってるから。解散選挙したらまた勝つんだ、自民党が」と述べて、「だから怒んなきゃダメだって言ってんだよ、国民がもっともっと」と呼びかけ、最後に「ひでぇ話だよ」と締めくくった。
その後、番組で取り上げたのが海外で流行している「会陰日光浴」。後ろの“大事な部分”を日光にあてることで、集中力などが高まる効果が得られるという。SNSに投稿された、白人男性の開脚映像が流れるや、梅沢は先ほどより強い口調で「ふざけんなよ!」と一喝。さらに「いちばん神経質なところだよ。いいかい? 医学的に長く便をしてはいけませんよ、ウォシュレットも長くジャージャーかけちゃダメですよ。あんまり力んじゃダメですよって先生が教えてんだよ」と警鐘を鳴らし、「焼くか!普通!」と一刀両断した。
さらに白人女性が脚を開いて、太陽にヒップを向けている動画を指さして、「なんだこの体勢!俺が向こうから見たいわ!」とコメント。大事な部分の日焼けについて「袋が焼けるんだ。日焼けするんだよ!いちばん日焼けしないところだから」と力説していた。
これを受けて医療ジャーナリストは「たしかに男性の大事な部分を日光にあてるのはオススメできません」として重大リスクを解説する。
「男性の“精”をつくるパーツは熱に弱く、33度程度になるよう冷やされています。実際、不妊治療を行う夫婦には、男性に股部分を熱くしないことをアドバイスする医師は多いですね。たとえば、ふとももの上にノートパソコンを置いて作業することも、大事な部分の熱上昇を招くので、御法度とする医師も少なくありません。それを考えると、梅沢さんのブチ切れコメントも十分に理解できます」
梅沢の力強いコメントは「少子化対策」にも効果を発揮しそうだ。