「増税するならバラマキやめろ」マイナポイント再延長で国民の怒り爆発!

 12月20日、マイナンバーカードを取得することで最大2万円のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」のカード取得期限が、来年2月末まで延長された。併せて、来年2月末までだったポイントの申込期限も延期するというが、この再延長に怒りの声が殺到している。

「マイナポイント第2弾は、今年1月1日からスタートしたマイナンバーカードの普及策で、カードの取得と健康保険証としての登録、公金受取口座の登録を行うと、合計で最大2万円分のポイントが付与されます。ポイントを受け取るためのカード取得期限は当初の9月末から12月末に延長されていましたが、さらに2カ月延長されることが決まりました」(全国紙記者)

 松本剛明総務相によると、18日現在のマイナンバーカードの申請数は8000万枚を突破し、1日あたり30万件を超える申請がある日もあるという。そのため市町村の窓口が混雑し、加えて新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあることから期限の延長を決めたとしている。

「ただ、期限終了が近づけば窓口が混雑することはあらかじめ分かっていたこと。カードを普及させるためにバラマキを続ける一方で岸田政権が防衛費増のため大幅な増税を検討していることから、ネット上では批判の声が相次いでいます。さらに、20日には10代~20代の取得が遅れていることから、現在放送中の人気アニメ『SPY×FAMILY』とコラボしたプロモーションの展開も発表されましたが、これにも《PRに金をかけるくらいなら増税するな》といった批判が寄せられています」(同)

 マイナンバーカードの取得は「任意」のはずだが、申請させるために多くの税金が注ぎ込まれるキャンペーンやプロモーションが続々展開されることに疑問を感じている人も多いようだ。

(小林洋三)

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