巨人「中継ぎ投手総崩れ」でも桑田コーチが成し遂げた「スゴい記録」とは

 「8月2日から3週間ほど巨人で臨時投手コーチを務めた高橋尚成の株が急上昇。来季の入閣を願う声があがる一方で、現一軍投手チーフコーチの桑田(眞澄)には、何やってるんだと、怒りとため息混じりの声がファンの間で増えていますね」(スポーツライター)

 9月23日、バンテリンドームで行われた対中日戦、巨人の左腕・井上温大がプロ4度目の先発登板で6回7安打3失点と好投を見せ、プロ初白星を挙げた(9対3で巨人勝利)。
 
 巨人は試合同日の23日、YouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉を更新している。
 
 番組の中では、高橋臨時コーチがピッチングを披露。体型といい、ボールの勢い、コントロールも現役時代を彷彿とさせた。これを受ける村田善則コーチの後ろで井上が球筋を見ており、時折村田コーチが振り返って井上と会話を交わすといった練習中の模様が映し出された。
 
 冒頭のスポーツライターが、こう続ける。
 
「同じ左腕ということもあり意気投合する部分もあったようで、高橋臨時コーチと井上は終始和気あいあいとしたムード。桑田コーチがそれを眺めながら通り過ぎる姿が切なく映りました。ただし、井上に限らず、3月31日の対ヤクルト戦で好投した堀田賢慎に始まり、巨人は今季、プロ初勝利した投手が8人もいて、これは球団史上初の快挙。桑田コーチの功績は大きいと思いますよ」

 一方、巨人の新守護神・大勢の好投は立派だが、シーズン中盤、中継ぎ陣が総崩れを起こして3位争いの苦しいチーム事情に繋がったのも事実。
 
 高橋新コーチの誕生に、巨人党の願いが込められている。

(所ひで/ユーチューブライター)

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