堀江貴文氏、“東京都の時短命令は違法”判決に「素晴らしい!」と歓喜ツイート

 実業家の堀江貴文氏が5月16日、ツイッターを更新。「素晴らしい!」と賛辞を綴った。

 堀江氏が称賛したのは、飲食チェーン大手のグローバルダイニングが新型コロナウイルス感染対策による時短命令は違憲だとして、東京都に損害賠償を求めていた裁判の判決。東京地裁は同日、賠償は認めなかったものの、時短命令は違法と判断した。

 東京都は2021年3月18日、時短要請に応じなかった店に対し、時短命令を全国で初めて出した。対象となった27店のうち26店が同社の店舗。同社は命令に応じて3月18~21日の4日間、命令対象の店舗での20時以降の営業を取りやめた。しかし同社は翌22日、「営業の自由への過剰な制約」を主張し、東京都を提訴。損害賠償が主目的ではないとしたため、請求額は104円(1店舗1円×26店舗×4日間)だった。

 堀江氏は21年3月17日更新のツイッターで「まさに見せしめ。権力の濫用。だって21日で終わるんでしょ、、、」と、緊急事態宣言が21日に解除されるにもかかわらず、時短命令を出すという東京都を批判。翌18日更新のツイッターでは「ほんと、グローバルダイニングは東京都と小池百合子に損害賠償請求訴訟をした方がいいと思う。完全なる晒し首」と批判を強めた。

「堀江氏の言うように訴訟を起こし、損害賠償は却下されましたが、時短命令は違法と認定されました。堀江氏自身、いくつもの飲食店をプロデュースしており、他人事ではなかったのでしょう。堀江氏は20年12月配信の『週刊プレイボーイ』ウェブ版で、『狭い飲食店だろうが、感染症対策をきちんとしていればリスクは高くならない』ので時短営業は不要という考えを示し、さらに『そこまで心配するのなら家族の別居も推進したほうがいい』と揶揄しました」(芸能記者)

 今日の判決でスカッとしたのもよくわかる。

(石田英明)

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