当選は統一教会票のおかげ? 生稲晃子氏に“新潮砲”で説明責任追及の声

 7月10日に投開票が行われた参院選で自民党から出馬し、初当選を勝ち取った元おニャン子クラブの生稲晃子氏。翌11日のツイッターで「今朝、安倍晋三元総理のご自宅に萩生田光一都連会長と伺い、当選を報告致しました」と明かしたが、2人が一緒に行ったのは安倍元総理宅だけではなかった。

 8月16日配信の「デイリー新潮」によると、萩生田氏は参院選の選挙運動期間中、生稲氏を伴って東京・八王子市内の旧統一教会関連施設を訪ねたとのこと。萩生田氏は旧統一教会に生稲氏の支援を要請したという。

 国会議員、とりわけ自民党国会議員と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関係は社会問題となっている。8月15日配信の「朝日新聞DIGITAL」は、第2次岸田改造内閣で副大臣・政務官に任命された54人のうち、約4割にあたる23人が旧統一教会と接点を持っていたと報じた。

 生稲氏は先のツイッターで「61万9792票をいただき、この度の参議院議員選挙で当選を果たしました」と感謝の言葉を述べたが、純粋な1票を投じた有権者はどれほどいたのだろうか。

 生稲氏といえば、NHKが実施した選挙アンケートにほぼ無回答で提出し炎上。また、同じ内容の質問に毎日新聞と朝日新聞で真逆の回答をして、またしても炎上。さらに東京新聞のアンケートでは、同じく自民公認で東京選挙区から出馬した朝日健太郎氏の回答と瓜二つだったことでも批判を浴びた。

 これだけではない。7月10日に放送された選挙特番の出演を拒否したが、その理由について〝国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから〟と生稲氏サイドが語っていたと報じられて炎上。この件については、7月11日更新のツイッターで事実と異なると反論している。

「炎上続きの生稲氏に追い討ちをかけるように、旧統一教会への支援要請疑惑が報じられました。ネット上では『どうりで高得票だと思った』『事実なら2人とも議員辞職レベルの失態』『統一教会との関係性を明らかにすることこそ生稲氏の政治家として最初で最大の責務だ』などと、かなり強い批判が相次いでいます。生稲氏にしてみれば、初当選からわずか1カ月で議員辞職を迫られるとは、本人も胃が痛いのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 1年生議員に立て続けに押し寄せる試練。生稲氏はここをどう乗り切るか。

(石田英明)

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