「ゲオ」PS5抽選販売は「PS4売却が条件」で物議!「抱き合わせ商法か」の声まで

 メディアショップの「ゲオ」が8月12日、「プレイステーション5(PS5)」の抽選販売について、PS4本体の売却を条件に実施することを告知。これにネット上では批判が殺到している。

「ゲオ」によると、これまでPS5の抽選販売で様々な転売対策を行ってきたが、不正な手段やIDと疑われる応募が増加傾向にあるという。そのため8月22~25日の抽選販売においては、現在PS4を所持している人に限定し、その売却を条件にPS5が直接届けられるのだとか。

 あくまで転売対策との説明だが、ネット上では《PS4を持っておきたい人もたくさんいるだろうし、何でこんな客側に負担をかけるような転売対策をするのか》《転売対策だとしてもさすがにやりすぎ。PS4はめちゃくちゃ安く買い叩かれるんだろうな…》《むしろPS4の在庫を持っている転売ヤーが大量に参加してきそう》など猛反発の声が相次いでいる。

「また、SNSに現在ゲオがPS4の中古本体販売キャンペーンを実施していることが画像付きで投稿されたこともあり、《これ、PS5の抽選に参加するためにPS4を買わせようとする新手の抱き合わせ商法?》と疑う声まであります。いずれにせよ、PS4を所有していない人がPS5の抽選に参加しようと思えばPS4を購入しなければなりませんから、かなり参加者は限定されるのではないでしょうか。ただ、一般参加者が少ないからこそ転売ヤーが飛びつく可能性は否定できず、対策として効果があるかは疑問ですね」(フリージャーナリスト)

 ゲオでは今回の抽選販売について19日以降に店頭やアプリで改めて説明するというが、その内容によってはさらに物議を醸しそうだ。

(小林洋三)

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