「新人王」と「セーブ王」の2冠に挑む巨人の新守護神・大勢。8月14日、東京ドームで行われた対広島戦で9回のマウンドに上がると、15球で打者3人を片付け、ヤクルトのスコット・マクガフに並ぶ28セーブ目を挙げた。
その大勢、バッテリーを組む小林誠司に「あるお願い」をしていたそうだ。8月14日のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉で告白している。
きっかけは8月6日、神宮球場で行われた対ヤクルト戦。巨人のイアン・クロールが来日初セーブを挙げると、キャッチャーの小林と“ハグ”で喜びを分かち合った。これを見た大勢、「え? オレしてもらったことないねんけど」と疑問に思い、「誠司さんに写真見せて、ボクもコレしてもらっていいですか?」と要求したのだという。
そして8月10日、バンテリンドームで行われた中日戦で27セーブ目を挙げ、大勢の願いが叶うことになる。
小林が言うには、勝利後の大勢はいつもハイタッチを求めるため、ハグする間もないのだとか。10日の試合でも大勢はハイタッチに行きかけるも、とっさにハグに切り替えたそうだ。
「ぜひ、大城(卓三)さんも、岸田(行倫)さんも、皆さん、ボクとハグして下さい」
巨人の女房役の面々に熱いコメントを口にした大勢。
ちなみに、小林の熱い抱擁は、大勢が10日に公開したインスタグラムに掲載されている。
(ユーチューブライター・所ひで)