「歌手はやめとけ?」小島瑠璃子、中国留学発表も“方向性要検討”のアドバイス

 選択するのは本人の自由だが、気になるのは“どの方面で活躍したいのか”ということだろう。

 タレントの小島瑠璃子が8日、自身のツイッターで中国の大学に留学することを発表した。

 小島は「中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します」と、中国での芸能活動を目指し、中国の大学に留学することを報告。また、「事務所、家族、仕事関係者の方々ともお話を重ね理解して頂き、今は移住に向けて日本での活動を少しずつセーブさせてもらっています」とも綴っており、このところメディア出演が減っていたのは、移住に向けての準備のために仕事をセーブしていたからのようだ。

 具体的な移住時期については「世の中の状況をみて判断しようと思います」としており、最後は「サポートして下さった方々、ファンの皆さん、来年には日本を離れ場所は変わりますが、元気に自分を信じて頑張りますので、これからも見守って下さい」と呼びかけて締めくくった。

「昨年9月に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、中国語のレッスンを週1回受けていることを明かしていましたから、じつは去年の段階から下準備を進めていたのでしょう」(エンタメ誌ライター)

 この小島の一大決心には「応援してます」「何事もチャレンジしてみることはいいこと」「このまま日本にいるより、面白い挑戦なんじゃないかな」といった声が上がっており、概ね好意的に受け取られている印象だ。

 ただ、コメントの中には「中国ではタレントとして頑張るの? 女優を目指すの?」「悪いことは言わないから、歌手はやめとけよ」「歌手としては成功するとは思えないな」など、歌手活動に手を出すことについて懸念を示すものも少なくない。

「日本では、たまに水着グラビアも披露するバラエティタレントというイメージの小島ですが、実は歌手活動をしたいという密かな願望があるんです。1月に放送されたラジオ番組『さまぁ〜ず三村マサカズと小島瑠璃子のみむこじラジオ!』(ニッポン放送)でも中国で活動したいと打ち明けており、具体的にやりたい活動としては『私、歌手活動をやっぱり諦めきれていないんですよ。自分の人生の中で。歌手になりたいんですよ、やっぱり』と告白していました。さらに『中国でだったら私が歌手活動をしてもイメージと合わないな、とかないじゃないですか。誰も私のことを知らないから』『日本のこのスタイルだと、私が歌っている歌をたぶん誰も聞きたくないと思うんですよ。あまりにバラエティの“こんな奴だよね”というイメージが固まり過ぎているから』と話しており、中国ではバラエティタレント脱却を図るプランを考えているようです。

 しかし、14年に放送された情報番組『PON!』(日本テレビ系)で、いきものがかりの『ブルーバード』を生歌唱した時は、プレッシャーに負けてしまったのか終始笑いながら歌い、まったく音程が取れず、放送事故のようになっていましたからね。その生歌を聞いた番組MCのビビる大木も『CDデビューしたいの? これで!? ウソだろ! ウソ言わないでよ』と困惑したほど。それでも小島は『レコード会社の方、これから頑張りますので是非、オファーの方、よろしくお願いします』と必死にPRしていましたが、ここまで目立った歌手活動はありませんから、スルーされたのでしょう。というぐらいですから、小島が歌手として成功するビジョンが見えないと思う人が多いのも無理はありませんよね」(エンタメ誌ライター)

 新たな目標に向かって踏み出していく小島からすれば、外野からの助言など余計なお世話だろうが、少しでも成功する可能性が高い道を選んでほしいところだ。

(田中康)

エンタメ