片山さつき氏が奈良県警に圧力?「警察庁長官に要請致しました」ツイートが物議

 安倍元総理の衝撃的な銃撃事件から6日、自民党の片山さつき参議院銀が投稿した13日のツイートが物議を醸している。
 
 片山氏は「警察庁長官に『奈良県警の情報の出し方等万般、警察庁本庁でしっかりチェックを』と慎重に要請致しました。これ以上の詳細は申せない点ご理解を」と綴り、さらに「霞ヶ関を肌で理解する者同士の会話です。皆様の感じられた懸念は十分伝わっています。組織に完璧はありませんが、国益を損なう事があってはなりません」と投稿している。

 この内容が拡散されると「ありがとうございます」「迅速な対応お見事です」「そうです。国益第一です」など賛辞とともにリツートされる一方、SNSをはじめネット上には《片山さつきのツイートやばいな。「国益を損なうことはあってはなりません」って政府に都合の悪い情報は公表するなってことだよな》《しかし、片山さつきは何のためにあんなツイートをしたのだろう。自己顕示欲?支持者へのアピール?警察に圧力掛けましたよー、みたいなことを公言してなんか益あるのか?》《片山さつきさん、なんでわざわざツイートしたんだろう…胡散臭さをさらに高めてしまってる》《片山さつきのツイートを見ると、真実は闇に葬られそうじゃの》などとあり、不穏な世論を醸成してしまっている。

「ニュースを読んだ人々は『霞ヶ関を肌で理解する者同士』という言い回しにも引っかかっているようですね。お上が情報管理するから下々の者は知らなくてよろしいといった、上から目線を感じます。要は、奈良県警が情報を出し過ぎるから、余計なことしゃべるなと釘を刺したということでしょうが、いかにも国からの圧力っぽくて、逆に自民党と旧統一教会の関係はそんなに深いのかと疑ってしまいます」(週刊誌記者)

 今後、奈良県警は情報を制限するのか。国民の知る権利は蔑ろにされるのだろうか。

(山田ここ)

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