片山さつき「入会」でついに!安倍派が直面する「100人超えの派閥は分裂する」ジンクス

 衆参補選で当選した自民党議員の3人が4月27日に安倍派に入会し、もともと自民党最大派閥の安倍派はこれで99人を擁することになった。永田町では歴史的に「100人を超えた派閥は分裂する」とのジンクスがあり、それを乗り越えられるのかに関心が集まっている。そして翌28日には片山さつき氏が安倍派に入会、派閥はちょうど100人になった。

「派閥の人数が多くなると、人事の面で行きわたらない議員が出て来て不満が溜まる要素が増すわけです。となると、面倒見の良い古参議員を立てて、派閥を割る可能性も出てくる」(政治部デスク)

 現在、安倍派は7人の集団指導体制を取っているが、言い換えればリーダー不在状態でもある。会長代理の塩谷立氏は最年長で当選回数が最も多いが、お飾り的な立場。同じく会長代理の下村博文氏や事務総長をしている西村康稔経産相、そして萩生田光一政調会長らが虎視眈々と会長の座を狙っている。あとは参院安倍派会長の世耕弘成氏、参院安倍派副会長の高木毅氏、松野博一官房長官の7人で率いる格好なのだが、下手に動くと足を引っ張られる恐れがあるので、お互いに様子見の状態なのだ。

「年功の順番で行くなら、66歳の下村博文氏が順当でしょうが、いかんせん人望がない。次の世代は年齢が近く、萩生田、西村、そして世耕の3氏が60前後ですから、下村氏をすっ飛ばしてそちらの世代から会長が選ばれるかもしれません。世耕氏は総理の座を目指すために、参院議員を辞して、和歌山二区の衆院選に鞍替え出馬する予定となっていて、二階元幹事長との選挙戦も注目されています」(前出・デスク)

 最大派閥といっても、安倍氏のようなカリスマは見当たらない。安倍氏の時代に注目を集めた稲田朋美元防衛相は精彩を欠いている。

「岸田首相は100人の大派閥と言っても、何も仕掛けられないだろうと高を括っていますよ」(前出・デスク)

 派閥を割って出る勇気のある政治家は、果たしてこの中から出てくるのだろうか。

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