今年2月に配信されたネットフリックスのドラマ「金魚妻」で、夫からのDVなどに苦しむ妻役を熱演した篠原涼子(48)。ふらりと立ち寄った「金魚屋」で出会った青年と運命的な出会いを果たし、不貞の果てに結ばれる─。特に最終話でのベッドシーンは、これまで地上波で数々の主演作を持つトップ女優としては、考えられないほどの大胆なカラミとして高く評価されたものだった。映画ライターが語る。
「糸を引くような激しいキスシーンから始まり、ピンクのレースのブラの上からふくよかな胸を愛撫されている48歳の篠原の姿は、生唾ものです。さらに、下を脱がされ、肝心な部分は見えていないものの、正常スタイルから馬乗りへと息をもつかせぬ性愛描写が続き、思わず拍手喝采を送りたくなる名シーンでした」
くしくも篠原はプライベートでも21年7月に25歳上の市村正親と離婚。2人の子供の親権も市村が引き取り、文字どおり「身ひとつ」になった末に選んだ作品が、他ならぬ金魚妻だった。ドラマ関係者が明かす。
「篠原さんの代表作は『アンフェア』(フジテレビ系)や『ハケンの品格』(日本テレビ系)など、いずれも30代の時の作品。篠原さんにとっての40代の代表作を作りたいというのが『金魚妻』の主演にもつながった。それほどの意気込みだったので、本人は脱ぐことにそれほど抵抗がなかったようですが、艶めかしすぎるイメージがつくことで地上波からお呼びがかからなくなるのを危惧したようです」(映像関係者)
ところが、篠原サイドのイメージダウンは杞憂だった。この大胆な演技が次なる大作の的を射たのだ。
「実は、24年に放送されるNHK大河ドラマ『光る君へ』への出演が内定したようなんです。作品は吉高由里子(33)が『源氏物語』の作者である紫式部を演じ、篠原は宮中の女性を演じると言われています。この作品を手掛ける脚本家の大石静氏は『性とバイオレンス』を掲げ、品行方正な大河に一石を投じたいということで篠原に白羽の矢が立ったようです」(テレビ誌記者)
この一報に芸能ジャーナリストの峯田淳氏も驚きを隠さない。
「吉高由里子はかつてオール脱ぎも披露していますが、色香の点ではやはり篠原に軍配が上がります。それこそ、大河ドラマを観るおじさんたちは、例えば篠原の大腿が見えるだけで歓喜するのは確実。ましてや、平安時代の平和な世の中で、いやらしいことが蔓延していた時代なわけですよ(笑)。NHKだから、露骨な性描写はもちろんないでしょうが、篠原がその時代の妖艶な女性を可能な範疇でどこまで演じるかは、見ものですし、今からソソられますね」
作者の大石氏はこれまでもドロドロの愛憎劇を描かせたら天下一品との評判で、数々の問題作を映像化してきた。それだけに、2年後の作品でありながら、すでに話題性は来年の「どうする家康」をしのぐほどヒートアップしている。
「特にNHKは、世間的な好感度を気にせざるを得ない。そうした中で、大石氏は10年に鈴木京香主演で『セカンドバージン』を映像化。なかなか清楚なイメージが抜けなかった鈴木をドロドロの不貞劇に出演させ、最終的には映画まで制作するほどヒットさせた。元々、NHKではこの手の不貞ドラマはNGとなっていたが、突破口を開いたのは大石氏の手腕。今回も確信犯的に篠原さんを起用してかなり攻めた表現をするはずです」(テレビ誌記者)
さらに、「金魚妻」のアジア圏でのヒットもあり、篠原の「プリン胸」に対する商品価値はますます上がる一方なのだ。
「意外と知られていない話ですが、『金魚妻』のようにラブシーンで意図的にバストトップを隠した作品は、欧米では人気が出づらいというデータがあるようです。というのも、どうしても先端を隠すためにカメラの画角が不自然になり、それを受け取る視聴者が奇妙に感じるというのがその理由。特に日本と性描写に対する文化が違う欧米では、体は不自然に隠すのではなく見せるのが一般的。篠原本人は『金魚妻』のヒットで、ワールドワイドに評価されることに目覚めてしまった。元々、視聴率や興行収入などの数字にはそれほど興味を持つことがないタイプでしたが、やはりダイレクトに海外から反応があるので、本人も次のオファーを心待ちにしているそうです。当然、次回作は〝バストトップ解禁〟が既定路線になるでしょう」(映像関係者)
一部ですでに配信次回作のオファーがかかったとの声もある。48歳のたわわ魔バストはまだまだ芸能界を賑わせることになりそうだ。